川崎フロンターレは25日、MF山本悠樹の完全移籍加入を発表 [写真]=清原茂樹

 川崎フロンターレは25日、ガンバ大阪からMF山本悠樹を完全移籍で獲得したことを発表した。

 1997年11月6日生まれの山本は現在26歳。2020年に関西学院大学からガンバ大阪に入団すると、パスセンスやサッカーIQの高さを武器にプロ1年目から定位置を確保。“青黒の司令塔”として在籍4シーズンで、クラブ公式戦通算121試合に出場し4得点18アシストを記録している。

 まず山本は、ガンバ大阪退団に伴い、クラブ公式サイトでコメントを残している。

「この度、川崎フロンターレに完全移籍することになりました。同世代が世界で活躍する現実があり、サッカー選手という短いキャリアの中で”より高みを目指したい、自分自身を変えないといけない”という思いから、今回の決断に至りました。ガンバ大阪の一員になって4年、このクラブで過ごした日々は本当に毎日が財産でした。様々な選手や監督とプレーできたこと、苦しい時期も楽しい時期も経験できたこと。一つ一つが自分を成長させてくれたと思います。そして何より、厳しくも温かくサポートして頂いたこと、共に戦えたことを誇りに思います。満員のパナソニックスタジアム吹田を忘れることはありません。サッカー選手になって幸せだと思える瞬間が、このクラブでたくさんありました。より成長した姿に、日本を代表できる選手になれるようこれからも頑張ります。ガンバ大阪に関わる全ての皆様へ、感謝しかありません。4年間本当にありがとうございました」

 また、川崎フロンターレに完全移籍加入する山本は、クラブ公式サイトで意気込みを示している。

「この度ガンバ大阪から加入することになりました、山本悠樹です。川崎フロンターレの一員になれること、心からうれしく思います。タイトルを獲るため、覚悟を持って移籍してきました。少しでも早くチームに貢献できるよう、日々努力します。川崎フロンターレに関わるすべての皆様、よろしくお願いします」