大谷翔平 最新情報
ロサンゼルス・エンゼルスからフリーエージェント(FA)になった大谷翔平選手に対して複数の球団がオファーを提示していたが、移籍先候補の一つとして考えられていたアトランタ・ブレーブスは、特に大きな動きを見せなかった。その理由について、ブレーブスのゼネラルマネージャー(GM)を務めるアレックス・アンソポロス氏が明かしたと、米メディア『ジ・アスレチック』が報じている。
ブレーブスは2023シーズンのナ・リーグ東地区で、104勝58敗という圧倒的な成績を残し、6連覇を果たしてプレーオフに進んでいた。しかし、地区優勝した強さを発揮できず、地区シリーズで敗退している。今季はワールドシリーズ制覇を果たせなかったものの、2021シーズンには優勝しており、勝てるチームを求める大谷が移籍先の選択肢として考えていたかもしれない。
ただ、最終的に7億ドル(約996億5000万円)のオファーを提示したのはロサンゼルス・ドジャースとサンフランシスコ・ジャイアンツ、同じくらいの提示額としてトロント・ブルージェイズの名前が挙がっており、ブレーブスは含まれていなかった。なぜ大谷を獲得しなかった質問されると、アンソポロスGMは「彼は素晴らしい選手であり、ドジャースが素晴らしい組織であることは明らかだ。しかし、それは我々には出来ない」とし、「ぜいたく税の壁がある。我々の総年俸はトップ10に入り、高年俸を受け取っている選手もいる」と答えている。
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