台湾のみなさん、こんな美味いものを朝から食べてるの!? 日本初上陸「マイウェイダン(麥味登)」のデニッシュバーガー2種類食べてみた

朗報! あのマイウェイダンが日本に初上陸! ハンバーガー好き各位、この機会を見逃すな〜!

……えっ? 「マイウェイダンって何なんだ」って?

「マイウェイダン(麥味登)」は台湾朝食・ブランチのトップブランドで、台湾桃園に本社を構える。台湾の都心では麥味登の看板を見ない日がないってくらい超メジャーなブランドとなっているらしい。

で、そのマイウェイダンが今なら日本で食べられるっていうんだから、食いつかないわけにはいかない。ということで、さっそく行ってきました!

新体験!「デニッシュバーガー」2種類を実食!

マイウェイダンのメニューが食べられるのは、台湾朝食専門店「wanna manna(ワナマナ)」。2021年に大阪・南森町に1号店を出店し、台湾で人気の鹹豆漿(台湾式豆乳スープ)や招牌飯糰(台湾式おにぎり)などを現地の味で丁寧に再現。これが人気となり、2023年には飯田橋に2号店をオープンした。

一方のマイウェイダンは、1987年に台北で誕生した台湾朝食・ブランチブランド。現在はなんと823店舗を展開するなど、台湾トップの朝食・ブランチチェーンに成長した。ハンバーガーやサンドイッチ、中華式の朝食までバラエティに富んだメニューが人気で、今の台湾の新しい朝食文化を支えているレベルなのだという。

で、今回はなんとワナマナとマイウェイダンとのコラボが実現。マイウェイダンとしては日本初上陸で、現在、現地のマイウェイダンで人気のハンバーガー6種類が大阪南森町店、そして東京飯田橋サクラテラス店で販売されているのである。

そのバーガーというのが……これ!

なんじゃこりゃ……いわゆるハンバーガーとはなんか違う。なんかというか、バンズが違う。明らかにデニッシュやん。なにこれ、斬新。

ということで、東京飯田橋サクラテラス店にお邪魔して、さっそく本物を食べてみることに。

コラボメニューはこんな感じ。

まだコラボ期間が始まったばかりなので、現在、「デニッシュ」メニューからは「ビーフチーズデニッシュバーガー」(単品価格780円)と「チキンチーズデニッシュバーガー」(単品価格780円)の2種類から選べるらしい。せっかくなので、両方いっちゃいますか。片方はセットにしよう。これもどうせならスペシャルセット(+980円)で注文することに。ドリンクは黒糖豆乳をセレクトしてみた。

そして実際に来たのがこちら!

やっぱり超独特!

間違いなくビーフチーズデニッシュバーガーだが、これ、マジでハンバーガーなのか……? ハンバーガーというにはめちゃくちゃオシャレで、あの独特のワイルドさ、ジャンクさが見た目からはまったく感じられない。

だけど……

ボリュームはスゴい! パティがめちゃくちゃ分厚いし、トマトもかなり厚めにカットされている。

さっそく食べてみると……

あら、美味しい……! 第一印象としては、めちゃくちゃ優しい味わいだ。ハニーマスタードで仕上げたということだが、ハンバーガーにしては味付けは控えめ。むしろ、ビーフパティ、チーズ、トマトなど、とにかく素材の味をめちゃくちゃ活かす方向で設計されているイメージである。肉のしっかりした旨味、フレッシュでジューシーなトマト。チーズの味もめちゃめちゃ濃厚に感じられる気がする。

そしてこのデニッシュ風のバンズね。噛んだ瞬間「サクッ」とした食感が珍しく、一方でしっとり感もあるという、絶妙なバランスに仕上がっている。これは本当に新体験。こういう新しいバーガーの引き出しがまだ残っていたか!という印象だ。

続いてこちらがチキンチーズデニッシュバーガー。チキン、デカッッッ! 先ほどのビーフチーズデニッシュバーガーもそうだが、レタスもぎっしりと詰まっている。

うん、ウマい! チキンの肉質は柔らかく、マジで肉厚でジューシー! こちらも優しい味わいだが、肉肉しさという点で言えば、こっちのほうがジャンク感を備えていると言えそうだ。味付けは同じくハニーマスタードで、チキンとチーズの相性もよし。

っていうか、台湾のみなさん、こんなに美味しいものを朝から食べてるの? マジで羨ましいんですけど。

ちなみに、ワナマナでも大人気の台湾豆乳スープ「鹹豆漿」も美味! 食べたことがない人は味の想像がつかないかもしれないが、豆乳のミルキーさ、お酢の酸味、ラー油の辛味などが絶妙なバランスで混じり合った独特な味わいである。豆乳はお酢のパワーでふんわり固まっているので、その食感も食べていて楽しい。最初はビックリするかもしれないが、慣れると癖になるタイプだと思ってほしい。