エイチームは12月21日、「お年玉・贈り物のキャッシュレス化に関する意識調査」の結果を発表した。調査は11月29日~30日、お年玉をあげる側である30歳以上の男女、お年玉をもらう側である15~24歳の男女800名(各400名)を対象にWebで行われた。

  • キャッシュレス決済の利用状況

    キャッシュレス決済の利用状況

2023年11月末時点で、「キャッシュレス決済を利用している」人は74.5%。利用しているキャッシュレス決済すべてを教えてもらったところ、「QR コード決済」(65.4%)が最も多く、次いで「クレジットカード決済」(58.6%)という結果に。

さらに、「メインで利用しているキャッシュレス決済」についても、同様に「QRコード決済」(42.3%)と「クレジットカード決済」(33.9%)となり、2021年調査と比べて、QR コード決済の利用率が高まっていることがわかった。

  • お年玉のキャッシュレス化について

    お年玉のキャッシュレス化について

次に、2024年のお年玉について、送る側の人には「あげる手段」を、受け取る側には「受け取り方法」を質問したところ、あげる側88.0%、もらう側83.3%が「現金」と回答。理由を聞くと、あげる側が「日本の伝統的な習慣だから」(28.7%)で、もらう側は「今まで現金でもらっていたから」(35.7%)が最多の理由となった。

  • お賽銭・冠婚葬祭費・成人祝いについて

    お賽銭・冠婚葬祭費・成人祝いについて

続いて、「お賽銭・冠婚葬祭費・成人祝いにおいて、キャッシュレス決済ができるようになってほしいと思いますか?」と質問したところ、お賽銭・冠婚葬祭費では60%以上、成人祝いでは約半数の人が「あまりそう思わない」「全くそう思わない」と回答。

また、今後キャッシュレスで対応したいと思うお祝いシーンを教えてもらったところ、「特になし」が60.0%を占める結果に。次いで「誕生日プレゼント」(21.6%)「クリスマスプレゼント」(16.5%)と続いた。