ヘルスアンドライツは12月21日、「PMSに関する意識調査」の結果を発表した。調査は11月27日~12月13日、15~49歳の全国の男性4,000名を対象にインターネットで行われた。
男性がPMSを知るきっかけは「パートナーに教えてもらった」が最多
生理のある女性の約70~80%が生理前に何らかの症状(PMS)があるとされているが、男性の認知状況については、現在パートナーがいる男性の30.9%、過去にパートナーがいた男性の15.6%がPMSを「知っている」と回答。
一方で、現在も過去もパートナーがいない男性のうちPMSを「知っている」と回答したのは、わずか6.9%という結果に。女性パートナーの有無により男性の認知度には4倍以上の差があることが明らかに。
男性がPMSを知った経緯は、「パートナー(恋人や妻)から教えてもらった」が最多の43.8%。次いで「インターネットやSNSで知った」(34.3%)が続き、身近にいるパートナーや気軽にアクセスできるインターネットやSNSから情報を得ていることが分かった。
「パートナーのPMSに悩んだことがある」は4割
続いて、これまでにパートナーがいたことのある男性に対し、「パートナーの生理に関して起こる不調について悩んだことはありますか?」と質問したところ、43.2%が「悩んだことがある」と回答。そのうち、91.1%が「パートナーのPMSに関連して起こる不調について知りたい」と回答したことから、PMSで悩む女性をパートナーに持つ男性もまた悩み、PMSの症状への理解を望んでいることがうかがえた。