大根&鶏モモ肉&ホウレンソウのガーリックバター焼き

大根と鶏モモ肉をしっかり焼いて、ホウレンソウとバターをあえました。
ジューシーでコクのある味わいが特徴の鶏もも肉には、ビタミンAやビタミンB2、鉄などが豊富に含まれています。

大根は2.5センチほどの厚さで輪切りにします。

皮をむいたら両面に格子状の切れ目を入れ、塩をふります。
ラップをかけてレンジで1分ほど加熱し、少しやわらかくしてあげます。

鶏モモ肉、今回は空揚げ用のカット済みのものを使用しました。
こちらも軽く塩をふって下味をつけておきます。

ホウレンソウも冬場が旬。鶏モモ肉と同じく鉄分が豊富なので、貧血予防が期待できます。

バターは小分けされたものが便利ですね。
今回は8グラム使用しました。

フライパンで大根に焼き目をつけます。
しっかり焦げ目がつくくらいまでじっくり焼いてください。

大根の片面に焦げ目がついたら裏返し、鶏モモ肉とニンニクを投入します。
鶏モモ肉は必ず、皮目を下にしてください。

鶏肉は皮目がこんがりと焼けるまではひっくり返さず、カリカリ感が出てきてから全体に火を通すのがおいしく調理するコツです。

大根と鶏肉にしっかり火が入ったら、ホウレンソウとバターを投入します。

サッと炒めて全体をからめ、お皿に盛ってください。
大根も事前にレンジで加熱してあるので、中までしっかり火が通っています。
大根の切れ目についた焦げ目が食欲をそそります。

大根&ムネ肉のとりぽん(鶏空揚げのポン酢がけ)

タンパク質が多く、トレーニングやダイエットに人気の鶏ムネ肉。
ムネ肉はパサパサになりがちですが、調理の工夫でしっとりおいしく召し上がれます。

ムネ肉のしっとり空揚げを作るコツは、切り方と下準備。
1.5センチほどのスティック状にカットすることで食べやすく、揚げ時間も短く済みます。
カットした鶏肉は酒・しょうゆ・卵・すりおろしニンニク&ショウガの調味液に最低15分、できれば一晩漬け込みます。漬け込んでおくことで味が染み込んで、中までしっとりジューシーに仕上がります。

手前に見えているのは鶏皮の部分。皮は捨てずにとっておき、揚げる際に最初から最後まで油に入れっぱなしにしておきます。カリカリになるまで火を通すと、まるでおせんべいのようなサクッと軽い食感になります。

揚げる道具は深型フライパンで大丈夫。揚げる直前に、鶏肉に片栗粉をまぶします。
スティック状にカットしているので、油は2センチほどで十分。縦長にカットしているのでフライパン内に効率よく並べられ、短時間でたくさん揚げられますよ。
手に取りやすい形とサイズでお子さまにも人気です。

揚がった空揚げを大皿に盛り付け、真ん中に鬼おろしをセットします。
かいわれ大根をトッピングすると彩りがアップ。ポン酢をたっぷりかけて、空揚げと一緒に召し上がってください。パーティーにもおすすめのメニューです。

大根&手羽先の韓国風ほろほろスープ

コラーゲンたっぷりで、じっくり熱を通すとホロッホロになる手羽先。
濃厚なだしを活用したちょっと辛めのスープに仕上げます。
手羽先のうまみを大根がしっかりと受け止めて、体もポカポカに。寒い冬に試したい、食が進む一品です。

手羽先はしっかりめに塩をふります。

大根は皮をむき一口サイズにカットします。

手羽先の皮目を下にして鍋やフライパンで加熱します。
皮目にこんがり焼き目がつくよう火を入れます。

皮目に焦げ目がついたら、水と大根、ショウガ、タカの爪を加えてコトコト煮込みます。
手羽先は油分も多いので、浮いてきた油やあくはすくってあげます。
箸などで頻繁に突つくと手羽が崩れてしまうので、できるだけ触れないようにホロホロになるまで煮込みます。
低温調理器などがあると便利ですよ。

しっかりと火が通ったらキムチのもとやトウバンジャンなどでピリ辛に仕上げます。
きのこ類を加えると、さらにおいしくいただけます。

しっかり煮込むと、手羽先がホロッホロに。崩れないよう慎重に盛り付けます。

タカの爪の鮮やかな赤色が食欲をそそりますね。

最後に刻みネギをたっぷりかけて召し上がれ。
手羽先のうまみを存分に感じられ、熱々の大根とピリ辛スープで体の芯から温まります。

大根&鶏ひき肉のシンプル煮

鶏ひき肉と大根の相性も抜群です。
塩だけのシンプルな味付けでとてもおいしくいただけます。

大根は皮をむき一口サイズにカットします。

米のとぎ汁か米粒を入れて下ゆでします。

鶏ひき肉は刻みショウガを加えてそぼろ状に炒めます。

鶏そぼろと下ゆで大根を合わせ、水を加えて沸騰させます。

沸騰したら塩で味を整え、15分ほどコトコト煮込みます。

お好みで小松菜やユズ、唐辛子などを加えると、鮮やかな色合いに。
透明感のある大根に鶏肉のうまみが染み込んで抜群のおいしさです。

四川(しせん)風うま辛熱々肉みそ大根

十分に下ゆでしたしみしみ大根に、鶏ひき肉で作った辛〜い肉みそをトッピング。
お酒にもごはんにも合う、真冬にうれしい一品です。

ボリューム感が出るように大根は皮をむいて7センチほどの輪切りに。
箸で切れるくらいやわらかくなるまで、十分に下ゆでします。
下ゆでが済んだら水を替え、塩を加えて軽く下味がついたおでんのような状態に仕上げます。

肉みそ用に、ニンニク&ショウガを刻みます。

タカの爪は種を抜き、キッチンばさみなどでカット。

今回は冷蔵庫にあったユズや三つ葉も刻んで入れました。
香草系の食材を加えると味に深みが生まれます。

鶏ムネ肉のひき肉を加えて加熱します。

そぼろ状になるまで炒めます。
味にパンチを出したいのでサンショウのしょうゆ漬けも加えました。

味付けはトウバンジャン&みそ。
お好みの辛さと塩気になるよう調整します。

四川風の肉みそが完成しました!

鶏肉を使っているので白っぽくおだやかな雰囲気ですが、けっこうな辛さです。

熱々のしみしみ大根に肉みそをトッピング。

最後に刻んだネギをかけてできあがりです。

大根を厚めにカットしているので、しばらく置いても熱々を維持できます。
箸ですっと切れるほどやわらかく、ジューシーな大根になりました。
唐辛子の辛さとユズやサンショウの香りが鼻に抜け、大人の味わいに。
箸がとまらなくなるおいしさです。

大根×鶏肉の組み合わせは無限に広がりそう

今回は、大根と鶏肉を使ったおかずのアイデアを五つご紹介しましたが、部位によって味や食感に特徴がある鶏肉と素材の良さをしっかりうけとめる大根のお料理は、味付けや調理の工夫でまだまだ可能性がありそうです。

スーパーの特売などで鶏肉を安く買えた時は、ぜひ買い物カゴに大根も入れて、さまざまなアレンジ料理を楽しんでみてください。
大根は使いきれなくても冷蔵庫で日持ちしますし、煮物からサラダ、大根おろしまで、多彩な使い方ができますよ。