マンチェスター・ユナイテッドに所属するヴァラン [写真]=Getty Images

 マンチェスター・ユナイテッドに所属する元フランス代表DFラファエル・ヴァランは、古巣のレアル・マドリードへ復帰することを望んでいるようだ。23日付けでスペイン紙『アス』が報じている。

 17日に行われたラ・リーガ第17節ビジャレアル戦でオーストリア代表DFダヴィド・アラバが負傷したレアル・マドリードでは、今冬の移籍市場でセンターバックの選手を獲得する可能性が伝えられている。そんな中、今回の報道によるとかつて“白い巨人”の一員として10シーズンもの間プレーしていたヴァランが、古巣へ復帰することを望んでいるようだ。

 現在30歳のヴァランは2021年7月にマンチェスター・ユナイテッドへと加入。在籍3シーズン目を迎えているものの、今シーズンはここまでエリック・テン・ハフ監督が率いるチームで出場機会を減らしている。パフォーマンスの低下による現地のファンからの批判も少なくないようで、現行契約は2025年6月までとなっていることから移籍金が発生するうちにマンチェスター・ユナイテッドが交渉を容認する可能性もあるようだ。また、レアル・マドリードを率いるカルロ・アンチェロッティ監督も同選手を指導した過去があり、この移籍が来年の1月に実現すれば同監督は歓迎することも予想されている。

 今回の報道ではバイエルンもヴァランに興味を持っているとも伝えられたが、果たして同選手はこの冬の移籍市場でどのような決断を下すのだろうか。