チェルシーを率いるマウリシオ・ポチェッティーノ監督は、クリスマスもチームにオフを与えるつもりがないようだ。23日、イギリス紙『デイリー・メール』が伝えている。
今シーズンのプレミアリーグで、ここまで6勝4分7敗の10位に位置しているチェルシー。前節のシェフィールド・ユナイテッド戦で3試合ぶりの勝利を挙げ、19日に行われたカラバオ・カップ(リーグカップ)準々決勝のニューカッスル戦にも勝利するなど、チームの調子は上向き傾向にあるなか、指揮官がクリスマスのスケジュールについて明言した。
今季のプレミアリーグは、28年ぶりにクリスマス・イブに試合が開催されることが決定しており、チェルシーは24日にウルヴァーハンプトン(ウルヴス)との一戦を控えている。27日にはクリスタル・パレス戦が予定されるなど、例年と異なるスケジュールに日程発表当初はサポーターから批判の声が相次いだ。
そんななか指揮官は、「25日に練習するつもりだ」とコメント。「文句を言うつもりはないが、クリスタル・パレスは木曜日(21日)にブライトンと戦った」とクラブごとに異なる試合日程へ苦言を呈しながら、「選手たちにはリカバリーに費やす時間が非常に短いことを理解してもらう必要がある。私たちは休むわけにはいかない」とクリスマスも次節に向けた準備に努める意向だと明かしている。
また、「もし全クラブが24日にプレーし、全クラブが27日にプレーするのであれば同じ状況だ。だが実際は、リカバリーに差が生まれている。文句を言うつもりはないが、フェアではないので、プレミアリーグはもっと改善されるべきだ」と付け加えた。