漫才師の王座決定戦『M-1グランプリ2023』敗者復活戦(ABCテレビ・テレビ朝日系 24日15:00～18:30放送)Bブロックが終了し、ナイチンゲールダンスが勝者となった。

  • ナイチンゲールダンス　※写真は準決勝

■『M-1グランプリ2023』敗者復活戦のルール大幅変更

『M-1グランプリ2023』では、敗者復活戦のルールが大幅変更。今年は準決勝の順位をもとにABC3つのブロックが公平になるように21組を振り分けされ、会場の中からランダムに選ばれた500人の観客で、1組ずつネタ終わりで「暫定勝者」か「挑戦者」のどちらが面白かったかを審査する。その後、各ブロックの勝者3組の中でどの組が一番面白かったかを決めるのはNON STYLEの石田明、アンタッチャブルの柴田英嗣、マヂカルラブリーの野田クリスタル、かまいたちの山内健司、錦鯉の渡辺隆という芸人審査員。投票数が一番多かった組が、決勝戦の舞台へと進むことができる。

■ナイチンゲールダンス、Bブロック勝者に

ヘンダーソンが勝ち残ったAブロックに続き、Bブロックでは豪快キャプテン、鬼としみちゃむ、スタミナパン、トム・ブラウン、エバース、ナイチンゲールダンス、オズワルドが激突。結果は以下の通り。

【Bブロック結果】

  • 豪快キャプテン11＜鬼としみちゃむ89
  • 鬼としみちゃむ47＜スタミナパン53
  • スタミナパン47＜トム・ブラウン53
  • トム・ブラウン20＜エバース80
  • エバース33＜ナイチンゲールダンス67
  • ナイチンゲールダンス73＜オズワルド27

ラストのオズワルドを破り、勝ち残りが決まったナイチンゲールダンスの中野なかるてぃんは「やりました! これで僕も芸能人と付き合えます!」と喜び、司会を務める陣内智則に「畠中の前で言わない!」とツッコまれる。オズワルドの畠中悠は「決勝に3回行けないと付き合えないよ」と笑っていた。陣内が「どうですか? 畠中さん、今幸せですか?」と振るが、今度は伊藤俊介が「質問違いません?」と苦笑。

Bブロック最後の戦いに、山内は「ナイチンゲールダンスの会場の湧き方はすごかった」、石田は「ホンマにレベルの高い戦い」、渡辺は「ナイチンゲールダンスのボケ全ハマリ、オズワルドのツッコミ全ハマリ、ここがキャバクラだったら僕は延長してます」と唸る芸人審査員たち。続いて野田は「Bブロックは全体的に審査が難しかったと思うんですけど、ちゃんと審査できるお客さんはすごい」、柴田は「お客さんが冷静だなって。僕たちも気を引き締めていきます」と観客審査員の審査を褒めた。コメントを求められた会場の観客審査員は、「審査時間が10秒しかないので、ギリギリです」、「レベルが高くて、1組しか決勝行けないのが残念だなと思います。芸人さんたちの人生がかかってると思うのでこちらも緊張します」とコメントした。

■『M-1グランプリ2023』、敗者復活戦と決勝の約7時間直結生放送

決勝と同日に初の新宿・住友ビル 三角広場で開催される「敗者復活戦」には、昨年より5組出場枠を拡大した21組が出演。放送枠も昨年より1時間拡大され、決勝と約7時間直結の生放送となっている。ダンビラムーチョ、カベポスター、くらげ、マユリカ、ヤーレンズ、真空ジェシカ、さや香、令和ロマン、モグライダーの9組と敗者復活戦で選ばれた1組を加えた10組が決勝戦に臨む。

【敗者復活戦ブロック分け】※エントリー順

Aブロック：ヘンダーソン、ママタルト、ぎょうぶ、ロングコートダディ、華山、20世紀、ニッポンの社長

Bブロック：オズワルド、豪快キャプテン、エバース、ナイチンゲールダンス、鬼としみちゃむ、トム・ブラウン、スタミナパン

Cブロック：フースーヤ、バッテリィズ、シシガシラ、ななまがり、きしたかの、ダイタク、ドーナツ・ピーナツ