JR西日本は、2024年3月16日に実施するダイヤ改正で、宇野線(宇野みなと線)茶屋町~宇野間において昼間時間帯に運転される一部列車の時刻を変更し、発車時刻をおおむね統一することで、わかりやすく利用しやすいダイヤにすると発表した。
宇野線(宇野みなと線)茶屋町~宇野間は現在、普通列車のみ運転され、朝の時間帯(5~8時台)と15時台以降に岡山~宇野間の列車を設定。昼間時間帯(8~14時台)は茶屋町~宇野間で折返し運転を行う。今年7月、新型車両「Urara」(227系500番代)が導入され、昼間時間帯に茶屋町~宇野間でワンマン運転を実施している。
現行ダイヤは茶屋町駅を15~19時台に発車する下り列車、宇野駅を16~18時台に発車する上り列車のみ時刻をパターン化しており、昼間時間帯の時刻は統一していなかった。来年3月のダイヤ改正で、昼間時間帯もおおむねパターン化される。
下りは茶屋町駅9時35分発・宇野駅10時2分着の列車を運転取りやめとする一方、茶屋町駅11時12分発の列車を設定。10時台以降に茶屋町駅を発車する列車の時刻をそろえ、10・11時台は毎時12分発、12・14時台は毎時11分発に変更する。15時台以降は現行通り毎時11・41分発とする。
上りは宇野駅9時3分発・茶屋町駅9時27分着の列車を運転取りやめとする一方、宇野駅10時41分発の列車を設定。宇野駅13時20分発・茶屋町駅13時44分着の列車は時刻を繰り下げる。これらの変更により、10時台以降に宇野駅を発車する列車は毎時41分発(12時台は運転なし。15時台の発車時刻は15時42分)に。16時台以降は引き続き毎時5・42分発で運転する。