移籍が決定した永木(写真は今年6月のもの) [写真]=Getty Images

 湘南ベルマーレは24日、徳島ヴォルティスに期限付き移籍していたMF永木亮太が2024シーズンより徳島へ完全移籍することを発表した。

 永木は1988年生まれの現在35歳。川崎フロンターレユースから中央大学へ進学すると、4年生時に湘南の特別指定選手として登録され、Jリーグデビューを果たした。その後、2011年から正式に湘南の一員となり、2016年に鹿島へと完全移籍で加入した。鹿島では明治安田生命J1リーグ通算156試合出場で2得点を記録するなど、Jリーグや天皇杯、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)などの優勝を経験した。

 2022年に湘南へと完全移籍を果たしたものの、同年7月からは名古屋グランパスに期限付き移籍をした。今シーズンは湘南に復帰し、明治安田生命J1リーグで17試合出場、カップ戦で2試合出場、天皇杯で2試合出場1得点を記録したが、今年8月に徳島へと再び期限付き移籍。明治安田生命J2リーグで11試合出場1得点を記録した。

 完全移籍が決定した永木は湘南のクラブ公式サイトで以下のようにコメントを発表している。

「湘南ベルマーレのサポーターの皆さん、2022年シーズンから湘南に戻ってきてからこの2年間、なかなか自分の力を発揮できず、チームの結果にも結びつけず、申し訳なさと自分への不甲斐なさがたくさんありました。出入りの多い2年間でしたが、いつも温かい声援をくれたサポーターには本当に感謝しています。また、こういった状況を理解して受け入れてくれたチームにも本当に感謝しています。これからも、湘南ベルマーレのことは大好きでいますし、僕もまだまだ頑張るので、チームは変わりますが、応援してもらえたら嬉しいです」

 そして、加入する徳島のクラブ公式サイトでは以下のようにコメントしている。

「この度、完全移籍で徳島ヴォルティスに加入することになりました。2024年シーズンはJ1昇格を目指して自分に出来ることを全部出して、貢献していけたらと思います」