セルティックを率いるブレンダン・ロジャーズ監督が、久しぶりに得点を決めた日本代表FW古橋亨梧について言及した。23日、スコットランドメディア『スカイスポーツ』が伝えている。
スコティッシュ・プレミアシップ(スコットランド1部)第19節が23日に行われ、セルティックはリヴィングストンと対戦。46分にルイス・パルマがクロスボールともシュートとも考えられるようなボールを送ると、これに反応した古橋が右足で合わせて先制点を挙げた。
51分にはリアム・スケールズのゴールでリードを広げたセルティックは2-0で勝利。2012-13シーズン以来のリーグ戦2連敗を喫していた同クラブにとっては3試合ぶりの白星となった。なお、ケガからの復帰後初のスタメンとなった前田大然は63分までプレー。負傷中の旗手怜央と岩田智輝に加え、小林友希はメンバー外となった。
この試合に前田とともに先発出場し、71分までプレーした古橋はリーグ戦6試合ぶりの今季7点目。CLも含めた公式戦通算では8試合ぶりとなる今季9点目を記録して勝利に貢献した。
試合後、ロジャーズ監督は「はるかにいいパフォーマンスだった。2試合負けたことで明らかに難しい1週間だったけど、完璧な反応だった。とてもハードワークをして、ピッチ上でも話をしていた。試合を支配し、追加点を決められなかったことは唯一残念だったが、創造性にはとても満足している」と振り返りながら、先制点を挙げた古橋については次のように賛辞を送った。
「ストライカーはゴールのために生きている。彼は賢かったし、ボックス内へのクロスのようなシュートのようないいボールでもあった。彼はそれをよく読んで、オンサイドにとどまり、素晴らしいフィニッシュだったね」
「昨シーズンの成績に3ゴール及んでいないと思うが、おそらくもっとゴールを決められたかもしれないということは彼もわかっているだろう。彼にとって重要なゴールになったが、チームにとってはもっと重要だった」
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