去就について言及したモウリーニョ監督 [写真]=Getty Images

 ローマを率いるジョゼ・モウリーニョ監督が、自身の去就について語った。22日、イタリアメディア『スカイスポーツ』がコメントを伝えている。

 現在60歳のモウリーニョ監督は、これまでポルトやチェルシー、インテルやレアル・マドリード、マンチェスター・ユナイテッドやトッテナムなどを指揮。2度のチャンピオンズリーグ制覇など、数々のタイトルを手にしてきた。

 そんなモウリーニョ監督は2021年夏からローマを率いており、21-22シーズンにクラブ史上初の欧州タイトルとなるヨーロッパカンファレンスリーグ優勝に導いた。しかし、今シーズンはリーグ8位と調子が上がらず、現行契約が満了を迎える今季終了後での退任が噂されている。

 そんななか、モウリーニョ監督は23日に行われるセリエA第17節のナポリ戦を前にした記者会見で自身の去就について言及し、「多くの人が『彼はここに残りたいのか、それとも去りたいのか』と考えるかもしれない。しかし、私はいつも正直だ。過去にはポルトガルやサウジアラビアに行く可能性もあったよ。そのことをオーナーに伝えたりもしたが、私はどちらにも行かなかった。今はここに残って戦いたい。それが私の立場だ」と続投に意欲を示した。

 果たして、モウリーニョ監督は来季もローマで指揮を執り続けることとなるのだろうか。今後の動向に注目が集まる。