マンチェスター・シティに所属するスペイン代表MFロドリが2023 FIFAクラブワールドカップ サウジアラビア・決勝で受けたファウルについてコメントした。23日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が伝えている。
2023 FIFAクラブワールドカップ サウジアラビア・決勝が22日に行われ、マンチェスター・シティ(イングランド)とフルミネンセ(ブラジル)が対戦。終始圧倒したマンチェスター・シティが4-0で勝利し、初優勝を果たした。ロドリはこの試合スタメンで出場したものの、74分に後方から危険なファウルを受け、負傷交代を余儀なくされた。
試合後、大会最優秀選手賞であるゴールデンボールを受賞したロドリはインタビューで「膝を痛めたから、とても怖かった。けど大きな問題はないよ」と負傷状況は深刻ではないことを明かし、「あれは僕が受けてきたファウルの中で最悪なものの一つだ」相手選手のファールを強く非難した。
さらに、「今日はトロフィー以上のものを手にした。無事に家に帰れるが、泣きそうだったよ」と大ケガにならずに済んだことを安堵。28日のプレミアリーグ第19節エヴァートン戦の出場可否については「何の問題もないよ」と現時点では出場可能なことを明かした。
クラブW杯は制覇したものの、プレミアリーグでは直近6試合で1勝1敗4引き分けと勝ちが少ない状況のマンチェスター・シティ。今季の負けた公式戦は全てロドリがスタメンに入っておらず、万が一エヴァートン戦に間に合わなければ、首位を走るアーセナルにこれ以上差を開かれないよう是が非でも勝ち点3が欲しいマンチェスター・シティにとって大きな痛手であり、今後の不安材料になりそうだ。