インテル・マイアミ加入が発表されたスアレス(写真はグレミオ在籍時) [写真]=Getty Images

 インテル・マイアミは23日、ウルグアイ代表FWルイス・スアレスを獲得したことをクラブ公式サイト上で発表した。

 インテル・マイアミのクラブ公式サイトによると、クラブとスアレスは2024シーズン終了までの1年契約を結んだ模様。クラブのマネージング・オーナーを務めるジョルジ・マス氏は「ワールドクラスのストライカーであるルイス・スアレスをクラブに迎えられることを嬉しく思う」とコメント。共同オーナーのデビッド・ベッカム氏は「元チームメイトやアカデミーの若い選手たちとともに、彼がフィールドに立つのを楽しみにしている」と期待を寄せた。

 現在36歳のスアレスは、アヤックスやリヴァプール、アトレティコ・マドリードといった欧州の強豪クラブで“最強ストライカー”として君臨。2014年から2020年まで在籍したバルセロナでは、今回インテル・マイアミで共闘するアルゼンチン代表FWリオネル・メッシや元スペイン代表MFセルヒオ・ブスケツ、同DFジョルディ・アルバといった面々と黄金期を創り上げた。

 2021-22シーズン限りでアトレティコ・マドリードを退団した後、スアレスは古巣の母国ウルグアイのクラブであるナシオナル・モンテビデオに加入。2023年にはブラジルのグレミオと2年契約を締結したが、今夏にグレミオとの現行契約を1年間短縮することで合意し、今月末で退団することが決定していた。

 バルセロナ時代の盟友たちとプレーすることを選択したスアレスは、クラブ公式サイトをとおして次のようにコメントを発表している。

「インテル・マイアミとともにこの新たな挑戦に取り組むことができてとても嬉しく、興奮している。シーズンをスタートさせるのが待ちきれないよ。この偉大なクラブでさらに多くのタイトルを獲得するという夢を現実にするため、取り組む準備ができている。僕たちは共通の野心を持っているし、何かを達成することに楽観的だ」