歌手の吉川晃司が、テレビ新広島のバラエティ番組『西村キャンプ場 ザ・ゴールデン~吉川晃司と地元凱旋アポなしキャンプ旅~』(1月12日19:00~ ※広島ローカル)に出演する。
バイきんぐの西村瑞樹が趣味のキャンプを楽しむだけの『西村キャンプ場』(毎週土曜17:00~)の特別版。今回は、広島県安芸郡府中町出身の西村が、同じ府中町出身の大先輩・吉川をゲストに迎え、2人で故郷でのアポなしキャンプ旅を繰り広げる。
吉川との待ち合わせ場所と聞いて西村がやってきたのは、2人とも子どもの頃からお祭りなどで訪れていたという府中町の多家神社。そこで吉川と出会うやいなや、西村は思わず「むちゃくちゃかっこいいですね…」と大感激だ。初対面で緊張する西村だが、すぐに子ども時代の地元トークで打ち解ける。
西村が「なんでこの番組に出てくださったんですか?」と聞くと、吉川は「この前ライブで一緒になったときに奥田民生が、『番組であんたのこと話しとったけぇの』と言うんで見てみたら、『吉川のほうが広島弁はすごい、わざとかっていうくらい』みたいな散々なことを言うとるから、抗議にきた」と、2023年のゴールデン特番ゲストだった奥田民生とのまさかのやりとりを明かす。
この番組のルールは、キャンプの食材は生産者から直接ゆずっていただくこと。地元で食材がありそうな場所として、吉川から「小さい頃にうちの近所にはレンコン畑があった」という情報が。さっそく2人は府中町でかつて吉川が住んでいた地域を散策するが、残念ながら畑だった場所は住宅地に変わっていた。
キャンプの食材を探すため、2人は府中町から少し足をのばして東広島市へ。聞き込みのため人を探して歩いていると、吉川がレンコン畑を発見。さっそく近くで作業中の方のもとへ2人が近づくと、畑から「すごい人がきた!」と驚きの声があがる。取材のOKを取り付けた2人は、収穫体験をさせてもらうことに。すると、吉川は掘る前から「元気なんが採れたらお土産にもろてもええですか?」と食材交渉まで始め、西村を驚かせる。
どうにか食材を手に入れた2人は府中町へ戻り、吉川が子ども時代に何百回と遊びに訪れていたという「水分峡森林公園」のキャンプ場へ。2人でテント設営やたき火の火起こしを終え、いよいよキャンプ飯づくり。この日もらった食材を使い、「ネギ焼き」と「レンコンのポタージュ」を作るという西村だが、果たして大先輩・吉川を満足させることはできるのか。
コメントは、以下の通り。
■西村瑞樹(バイきんぐ)
「吉川さんは子どもの頃から見ていたスターですから。もちろん府中町出身だとも知ってますし。その吉川さんと府中町でロケができるっていう夢のような話ですよ。勝手なイメージで、寡黙な方なのかな?っていうのは思っていたんですけど、ひとつ話したらすげー返してくれるし、すげーボケてくれるんですよ。だから本当に楽しかったです。本当に素敵なアニキっていう感じです。見どころは、吉川さんの心地よい広島弁ですね。これはぜひ、広島の方に何回も見て欲しい!これが本来あるべき姿の広島弁だと、勉強してほしいくらいですよ!」
■吉川晃司
「感無量ですねぇ。広島っていうでかい枠じゃなくて、本当に生まれ育った町で仕事をするっていうこと、しかもお相手(西村)も府中町の出身で。これはあんまりない。なんかそういうのってやっぱりね、いいもんだなと思ったわけよ。特に年齢を重ねると、沁みる度合いが違うよね、若い頃と。西村くんは、あんな繊細な料理をまじで作ったりしてんのかな?と思ってたら、まじで作ってるんですよ。素晴らしいと思いましたよ。番組が5年目まで続いてるっていうことは本当に尊いことだよね。10年目にも呼んでね。今度は岩谷の観音に行きたいねぇ。あそこだけは東京に行ってから登ってないんで。(出演の)きっかけは(奥田)民生のおかげ。あいつがいやらしい感じで言うわけよ、『お前がなんか、わざと広島弁を喋っとる風な感じで言うとったけぇ』って。そんな話をしよったらオファーが来たけぇ、ありゃま、こりゃ出にゃいけんのうと。あいつにうまいことやられたんよ。(最後に一言!)吉川晃司、広島魂だしてます。奥田民生には負けとらんけぇの!」