FABRIC TOKYOは12月21日、通常30日前後で届けているオーダースーツで、60日前後の納品を選んで割引を受けられるサービス「遅得(おそとく)」の提供を開始した。

  • 「遅得」

同社によると、シーズンにより受注量が大きく変わるオーダースーツは、繁忙期に縫製工場の負担が増え、納期の長期化が発生するひとつの要因となっているという。今回、ユーザー自身があえて長い納期を選択することでお得に購入が可能になる同サービスにより、将来的に繁忙期と閑散期の受注量の平準化に貢献し、縫製工場の負担軽減にも繋げていくことを目指すとしている。

  • 受注量を平準化し縫製工場の負担軽減を目指す

同サービスでは、通常、オーダー商品の納期は約30日のところ、約60日で納品する。 通常価格に割引が適用される。割引価格はダイナミックプライシングを導入し、受注数や納期に応じて変動する。

  • 通常価格に割引が適用される

同サービスの導入により、ユーザーは約30日の「通常納期」、2週間前後での納品が可能な「EXPRESS PASS」、納期を長くすることで割引を得られる「遅得」の3つから、自身に合った選択をできるようになる。

なお、「遅得」および「EXPRESS PASS」は対象商品のみ利用できるサービスであるほか、「EXPRESS PASS」には追加料金が必要になる。