2021年に『M-1グランプリ』で決勝に初進出したことをきっかけにブレイクしたお笑いコンビ・モグライダー。ともしげの天然キャラ、芝大輔の的確なツッコミで多くの笑いを生み出し大活躍しているが、芝はMCとしてもさまざまな番組に出演している。そしてこのたび、映像配信サービス「Lemino」のオリジナル恋愛リアリティショー第3弾『テンキス ~キスすると人は恋に落ちるのか?~』(12月21日配信開始)でもMCに抜てきされた。芝にインタビューし、同番組の収録の感想や、ブレイク後の変化、自身の転機など話を聞いた。
『テンキス』は、「毎日キスをする」というルールのもと、初対面の男女に巻き起こるリアルを観察する恋愛リアリティショー。恋をしたい男女が非日常的な雰囲気のリゾートで共同生活をし、指定されたタイミングで毎日、今好きな人にキスをする中で、感情はどのように揺れ動いていくのか。恋の行方を見守るMCは、芝に加え、ヒコロヒー、山之内すず、タナカガ(パパラピーズ)が務める。
リアティショーの男性MCはブレイクした人気者が起用される印象が強いが、芝は今回のオファーに「最初は驚きましたけど、うれしかったです。確かにちゃんと名のある方がやられているイメージがあるので、こういう番組に呼んでいただけるようになったんだなと自信になりました」と喜んでいる。
そして、番組の見どころについて「キスを基準に展開していくというのはほかにはないですよね。キスがゴールではなく、毎話毎話、何回もキスするので、飽きずに楽しめると思います」と紹介。
「僕も前のめりで見ちゃいました。人のキスってまじまじ見ることはあまりないですが、その前後の上手い下手もあったり、見た目とのギャップがあったり、そういうのも見ていて楽しかったです」と自身も存分に楽しんだようだ。
MCとして意識したことは特になく、4人で楽しみながらそれぞれ素直に思ったことを発言したという。
「最初ヒコロヒーとやると聞いた時、ヤニカスコンビみたいな2人がキスの番組をやるって驚きましたが、2人とも夢中になって楽しんでいました。すずちゃんとタナカガちゃんも素直にリアクションしてくれて、みんなで家に集まって見ているみたいな感じでやれたので、その雰囲気は良かったかなと思います」
収録で学び「思っていることをちゃんと口に出したほうがいい」
そして、収録を通して「男女関係は何がきっかけでどう転ぶかわからない」ということを改めて感じたという。
「ちょっとした距離感や話し方などでいろいろ変わるんだなと。こういう時にはこうした方がいいのかなと思っていたら、そうではないパターンもあって、恋愛ってわからないものですね。予習復習ができないものだなと思いました」
自身に生かせそうな学びもあったようで、「思っていることをちゃんと口に出したほうがいいんだなと。よく『何を考えているのかわからない』と言われるので、もうちょっと思ったことを言うようにしようと思いました」と語った。