JR東日本首都圏本部は、209系1000番代の回送ルートを体験乗車するイベントと、同車両を録音専用列車として運行するイベントを2024年1月に実施すると発表した。かつて常磐線(各駅停車)の車両だった209系1000番代が我孫子駅まで乗り入れる。

  • 中央快速線で活躍する209系1000番代。もともとは常磐線(各駅停車)の車両で、東京メトロ千代田線にも乗り入れた

209系1000番代回送ルート体験乗車イベントは1月27日の午前に開催。豊田駅から209系1000番代に乗車し、我孫子駅到着後に解散となる。募集人数は52名で、うち50名は参加費1人3,000円の通常プランで募集。1組(最大2名)限定で1号車占有プラン(参加費1万5,000円)も販売する。いずれも小学生以下は参加できない。12月27日12時から1月24日14時まで「JRE MALL」で販売する。

209系1000番代の録音専用列車を運行するイベントは、1月28日の午前と午後に各1回実施。午前・午後ともに我孫子駅から209系1000番代に乗車し、車内で走行音を録音する内容となっている。午前は我孫子駅から上野駅・取手駅経由で我孫子駅まで走行し、北柏駅から上野駅まで、上野駅から取手駅までの区間で録音できる。午後は我孫子駅から取手駅・上野駅経由で柏駅まで走行し、取手駅から上野駅まで、上野駅から馬橋駅までの区間で録音できる。

午前は通過をメインとした列車ダイヤ、午後は停車をメインとした列車ダイヤになるという。終了後、午前の部は我孫子駅、午後の部は柏駅で解散する。高校生以上が参加でき、各部76名を募集。参加費は午前の部8,200円・午後の部8,100円。12月27日12時30分から1月24日14時まで「JRE MALL」で申込みを受け付ける。