UL Solutionsは12月20日、展開中のグラフィックス用ベンチマークソフトウェアスイート「3DMark」において、先月予告した新プログラム「Steel Nomad」についての情報を公開した。2024年第一四半期中に、無料DLCとして展開されるという。
現在も利用できるベンチマークプログラム「3DMark Time Spy」の後継にあたる新プログラム。Time Spyは「リアルタイムレイトレーシングを含まない重量級GPUベンチ」として開発されたが、現行GPUの性能向上に伴ってやや陳腐化。加えてプラットフォームを横断した性能比較には適さない。
今回提供時期が予告された「Steel Nomad」は、Time Spyと同様レイトレーシングを用いない一方、最大級の負荷で最新デバイスの性能計測をサポート。さらにWindows(DirectX 12)、macOS(Metal)、Linux(Vulkan)で利用でき、プラットフォームを横断できるとしている。