本の要約サービス「flier」を運営するフライヤーはこのほど、flier内で要約を公開している約3,400冊の書籍の中から、ユーザーの閲覧数が多かった「2023年最も読まれたビジネス書ランキング」を発表した。集計期間は2022年12月1日~2023年11月30日。
1位は2013年に発刊以来、全世界で4,000万部、国内250万部の販売部数を誇る『完訳 7つの習慣』(スティーブン・R・コヴィー/キングベアー出版(FCEパブリッシング))で、2年連続の首位。1位の他にも、5位、8位、9位、10位は、2020年以前に発刊されたロングセラーという。
一方、2023年発刊の書籍は、2位に『頭のいい人が話す前に考えていること』(安達裕哉/ダイヤモンド社)、4位に『先読み!IT×ビジネス講座 ChatGPT 対話型AIが生み出す未来』(古川渉一、酒井麻里子/インプレス)が入った。また、世間の注目を集めたChatGTPのようなトレンドに関する書籍も多く読まれたとのこと。
今年新たに発表した著者別年間ランキングでは、心理学者の内藤誼人氏が1位を獲得。『いちいち気にしない心が手に入る本』(三笠書房)など、心理メソッドに関する内容の本が多く読まれたそう。
「2023年最も読まれたビジネス書ランキング」
1位:『完訳 7つの習慣』スティーブン・R・コヴィー/キングベアー出版(FCEパブリッシング)(2013年発刊)
2位:『頭のいい人が話す前に考えていること』安達裕哉/ダイヤモンド社(2023年発刊)
3位:『聞き方の一流、二流、三流』松橋良紀/明日香出版社(2022年発刊)
4位:『先読み!IT×ビジネス講座 ChatGPT 対話型AIが生み出す未来』古川渉一,酒井麻里子/インプレス(2023年発刊)
5位:『本当の自由を手に入れる お金の大学』両@リベ大学長/朝日新聞出版(2020年発刊)
6位:『「説明が上手い人」がやっていることを1冊にまとめてみた』ハック大学 ぺそ/アスコム(2022年発刊)
7位:『限りある時間の使い方』オリバー・バークマン,高橋璃子(訳)/かんき出版(2022年発刊)
8位:『人は話し方が9割』永松茂久/すばる舎(2019年発刊)
9位:『「すぐやる人」と「やれない人」の習慣』塚本亮/明日香出版社(2017年発刊)
10位:『いつも機嫌がいい人の小さな習慣』有川真由美/毎日新聞出版(2019年発刊)
ランキングは「flier」の有料会員を対象に、スマホアプリおよびウェブのアクセス数(紹介書籍の要約閲覧数)を合算し順位付けしている。