女優の藤原紀香が、きょう20日に放送される日本テレビ系バラエティ特番『1周回って知らない話 3時間SP』(19:00~)に出演する。

  • 藤原紀香

芸能生活30年、いまだ美貌の衰えない藤原は、話題の映画『翔んで埼玉』でアクの強いキャラを演じたり、年明けには主演舞台『メイジ・ザ・キャッツアイ』の公演が控えるなど俳優業に引っ張りだこ。そんな藤原に今どきの視聴者が1周回って聞きたい疑問は「歌舞伎役者の妻として、ちゃんとやれてるの?」だ。

7年前、歌舞伎役者として人気絶頂の片岡愛之助と結婚すると、世間から「表舞台の仕事から裏方に回るのは無理だ」とバッシングを受けた。どこにいても何をやっても“歌舞伎界の作法を知らない”と周囲からバッシングの嵐だった。「本当にいろんなことが分からなかった」と振り返る藤原は、世間の批判をどのように感じていたのか。当時の心境を語る。

そして、結婚して7年たった今、妻としてちゃんとやっているのか。歌舞伎役者の妻・紀香にカメラが密着する。裏方に徹してあっちへこっちへ駆け回り、着物の柄ひとつに気を使い、2千枚の年賀状を夜通し手作り…。目立たず、出しゃばらず…寝る間を削って奔走する、誰も見たことがない藤原紀香の姿が公開される。

歌舞伎役者の妻として奮闘する傍ら、自身の俳優としてのキャリアも着実に積み重ねてきた藤原。しかし、その芸能生活は初めから順風満帆ではなかった。しつけの厳しい両親の元で育てられ、学生の頃は芸能界入りを猛反対されていた。ある出来事がきっかけで親の反対を振り切り上京したが、そう簡単に仕事があるはずもなく、生活はどん底。ようやくもらえた仕事といえば、水着姿でスポーツ新聞社のオフィスを訪れてビールの売り込み。「今でも覚えてますもん。マネージャーがいなくて、自分で水着持って全国行脚してた。それが今、役に立ってると思う」と前向きに振り返る。そんな下積み時代を知る母は、当時の娘をどう見ていたのか。さらに、母は愛之助との結婚に反対だった!? 結婚前、実家に現れた愛之助と母の修羅場とは…。

結婚後、仕事を続けるべきか悩んでいた藤原に「続けるべきだ」と勧めたのは愛之助だったという。歌舞伎役者として妻の支えが必要な時に、愛之助はなぜ藤原の仕事を後押ししたのか。その真意や、支えてくれる妻への思い、愛之助が知る藤原紀香の本当のすごさとは。

そして、藤原が愛之助との知られざる夫婦生活を暴露。「前の旦那さんがテレビに出てると、(愛之助と)2人で…」と元夫に関するエピソードも飛び出して、スタジオ騒然となる。

このほか、紀香が受けたバッシングの数々を振り返る「紀香のバッシング事件簿」も。あの“水素水事件”や“酸素水事件”のことを本人はどう思っているのか。批判を受けながらも前向きなのはなぜなのか。「きっと、言われてる方が…」と、NGなしでぶっちゃける。

【編集部MEMO】
テレビで当たり前になりすぎて、今さら誰も聞かないがゆえに、"今どきの視聴者"が知らないことを本人に直接聞いていく『1周回って知らない話』は、2016年9月~19年3月までレギュラー放送され、以降は特番として放送。今回は藤原紀香のほか、高嶋ちさ子ファミリー、和田アキ子が登場する。

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