movは12月15日、「インバウンド人気観光地ランキング」を発表した。11月18日~12月3日、Googleマップから公開されている外国語の口コミをもとに分析した「2023年最新 インバウンド人気観光地ランキング[全国編]」を発表した。
インバウンド人気観光地ランキング1位は「チームラボプラネッツ TOKYO DMM」だった。2週間で300件以上の外国語口コミが寄せられており、多くの外国人観光客が訪れていることがわかる。「★」評価も4.3と高評価で、館内のアート体験に対して「素晴らしい」「五感が研ぎ澄まされる」など称賛の声が寄せられた。2位は「清水寺」、3位は「京都侍忍者ミュージアム」、4位は「伏見稲荷大社」、5位は「東京スカイツリー」だった。
全国9エリアの外国語口コミの特徴についても分析したところ、口コミの外国語率が最も高かったのは「北海道」(38.7%)だった。一方、東北/北陸/東海/中国・四国は全体の外国語口コミ率が20%以下と他のエリアより低い。
英語・中国語(繁体 / 簡体)・韓国語ほか、5つの外国語別の人気をランキング化した「外国語別・インバウンド人気観光地ランキング」も発表した。「英語」での口コミで、今、最も人気のある観光スポットは「京都侍忍者ミュージアムとなった。「★」評価は4.9と顧客満足度が高い。2位は「チームラボプラネッツ TOKYO DMM」、3位は「伏見稲荷大社」だった。
人気観光地TOP10の口コミ評価を言語別に算出し、日本語と外国語との評価を比べた。その結果、日本語の口コミと比べると、外国語の口コミの「★」評価は同程度~やや高い傾向にあることがわかった。