代々木アニメーション学院がが来年4月から、新たに「VTuber科」を開講すると発表した。VTuber事務所「にじさんじ」を運営するANYCOLORがカリキュラムの監修に協力するという。ネットでは「時代やなぁ」「ついにできちまった」などと話題になっている。

  • 「時代だなぁ」代々木アニメーション学院の「VTuber科」開講がネットで話題に

    代々木アニメーション学院が、新たに「VTuber科」を開講

今回の「VTuber科」は、VTuberを目指す人を対象として、東京校と大阪校で2024年4月より開講予定。「VTuberになる」のではなく、「VTuberとして活躍する」ために必要不可欠な教育を提供する学科となるそうだ。アニメ・エンタメの専門校としての声優・タレントの育成や、アイドルグループの運営・マネジメントなど、代々木アニメーション学院がこれまで培ってきた知識や経験をもとに、必要な技術の教育を行っていくという。

また、ANYCOLORが協力してVTuber科のカリキュラム監修や、業界セミナーなどの実施により、「潜在的なVTuber候補の育成を通じたVTuber市場の拡大を目指す」ともしている。さらに、代々木アニメーション学院と、エンターテインメント企業・ClaN Entertainmentが共同で手がけるVTuberプロジェクト「ぱらすと!」のノウハウもカリキュラムに反映する。

なおこのVTuber科は、ANYCOLORによる「にじさんじプロジェクト」や、「バーチャル・タレント・アカデミー(VTA)」のほか、各種VTuberプロジェクト・VTuber事務所の間には一切の関係はなく、また本科に所属するためには、各社が主催するオーディションへの応募・合格が必要とのこと。

今回新たに開講されるVTuber科について、ANYCOLORは「アニメ・エンタメの専門校である特性を活かして、将来的にVTuberとして活躍するための基礎が体系的に学べる場となっております。代々木アニメーション学院の学生から幅広いVTuber活動にチャレンジする方が誕生されることを期待しております」とコメントしている。

ネット上では「会社辞めて代アニで勉強するか」「さすが代アニ」「VTuber科ができる時代か。。。。時代やなぁ」「ラストや3Dみたいな製作側としてならまだしも、演者としてのスキルを磨きたいならNSCにでも行った方がまだマシなんじゃ」「もうレッドオーシャンやろw」「代アニもいろいろ考えるなぁ~」「ついにできちまったか」などの声が寄せられた。