みずほ銀行は12月14日、投資についての調査結果を発表した。同調査は、2023年11月22日~11月24日の期間、全国の20~50代以上の男女720人を対象にインターネットで実施した。

  • 直近1年以内で投資しているもの

はじめに直近1年以内で投資しているものを尋ねたところ、 20代は「趣味への投資(推し活、趣味活動など)」、30代は「将来への金銭的投資(資産形成、NISAなど)」が第1位という結果に。また、20代は「趣味」「自身のスキル(勉強、資格取得など)」への投資の割合が高く、「未来よりも今」への投資を優先している傾向がわかった。

  • 「趣味への投資」で最も投資しているもの

次に「趣味への投資」で最も投資しているものについて尋ねると、第1位「推し活」、第2位「旅行」、第3位「食事」という結果になった。趣味の月平均の投資金額については、「1万円未満」と「1万円~3万円未満」で67.8%という結果になったが、中には月100万円以上と回答する人も。

  • 推し活を行う上でのお金の不安

推し活を行う上で「お金に不安を感じている」と回答した人は全体で約80%で、20代では約90%という結果に。

  • 推し活を行う上でお金に不安がある理由

また、推し活を行う上でお金にどんな不安を感じているか聞くと、第1位「将来収入が減るかもしれない(52.5%)」、第2位「月々の貯蓄が少ない(46.3%)」、第3位「将来いくら必要かわからない(45.0%)」という結果となった。

  • 今後の推し活資金の捻出方法

最後に、今後の推し活資金の捻出方法について尋ねると、1位は「節約(52.5%)」、2位「上限を決める(31.7%)」という結果に。3位には「投資(NISA)(26.7%)」がランクインしており、NISAが注目されていることが分かった。