米AMDは12月16日(現地時間)、GPU向けワークロードの実行に必要なソフトウェアスタック「AMD ROCm」の最新版メジャーアップデート「AMD ROCm 6.0」をリリースした。バイナリのほか、ソースコードもGithubで公開されている。

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AMD製GPUでAIやHPCワークロードを実行する際必要になるソフトウェア。Linux上で用いることを想定しており、今回の6.0ではUbuntu 22.04.5、RHEL 8.9、SLES15 SP5をサポート。様々な機能拡張も行われているが、今回の目玉はInstinct MI300シリーズに正式対応した点だ。Ubuntu 22.04.5ならMI300Xにも対応する。その他の変更はGithubのほか、ドキュメントにもまとめられている(PDF)。

なお、Radeonシリーズにおける正式対応はいまだRadeon RX 7900 XTXとRadeon VIIに限られているようだ。