モデルで女優の中条あやみが、2024年1月1日に放送されるカンテレの情報番組『よ~いドン!』お正月SP(12:00~※関西ローカル)で地元を巡る。

  • 左から中条あやみ、円広志=カンテレ提供

■「となりの人間国宝さん」に中条あやみ初登場

関西の街をぶらり歩きする看板コーナー「となりの人間国宝さん」に中条が初登場し、地元の大阪・天王寺駅周辺を、円と共にロケ。18歳で上京したという中条は、「『よ~いドン!』は、夏休みによく見ていました。家でゆっくり見る、温かくてほっこりする番組というイメージです」と語り、「当時は早起きが苦手だったので、関西の番組は『よ~いドン!』しか知らなくて……(笑)」と話すと、現場では「ほんまか(笑)?」とツッコミを入れる声が飛び交った。

ロケは、JR天王寺駅前からスタート。地元に凱旋する中条を見て笑顔を見せる街の皆さんと交流しながら、まず2人が訪れたのは、中条が“ふるさとの味”と太鼓判を押すたこ焼きの名店。“ミシュランガイド・ビブグルマン”に3年連続で掲載されたお店で、2人は出来立てのたこ焼きを頬張り昼からビールで乾杯する。「『よ~いドン!』最高!」と上機嫌な中条に対し、円は「毎回こんなんちゃうからな!」とツッコミを入れ現場を笑わせた。お腹を満たした2人が住宅街を歩いていると、歴史を感じる木造建築の建物を発見。中をのぞいてみると、そこには日本拳法の練習をする集団が。その場所が道場だと知った2人は、特別にミット打ちを体験させてもらうことに。イギリス人で空手家の父を持ち、幼い頃に空手を少し習っていたという中条が、円に本気の蹴りを入れる!? 続いて2人は、芝生広場を中心とした天王寺公園エントランスエリア“てんしば”へ。隣接する天王寺動物園が中条の思い出深い場所ということもあり、2人は入園することに。2023年4月にオープンした新施設“ペンギンパーク&アシカワーフ”や、勢いよく池にダイブすることで人気のホッキョクグマを見て楽しんでいると、2人の前に園長が登場。2年半前に就任したばかりという園長と話していると、現在に至るまでの意外な経歴や壮絶なエピソードが明らかに。園長の動物に対する熱い思い、そしてこれからかなえたい夢とは。

■中条あやみ、円広志の印象は「本当に気さくで自由に喋られる方」

ロケを終え、中条は「これまでたくさんの方が『となりの人間国宝さん』に認定されるところをテレビで見てきました。普段はフューチャーされなかったり実態を知らなかったりする職業の方にも円さんが話しかけて、良いところを引き出して、最後にステッカーをお渡しして。認定された方はいつもすごくうれしそうな顔をされていました。円さんと街の皆さんが幸せな気持ちを交換し合っているコーナーだと思っていたので、初めて参加できてとてもうれしかったです!」と笑顔を見せた。一緒に街を歩いた円には「本当に気さくで自由に喋られる方なんですね(笑)!15年も番組を続けられる理由が今日一緒にロケをしただけでわかるくらい、本当に人柄が素敵な方だなって思いました」と感心し「そんな円さんに、まさか蹴りを入れる日が来るとは……(笑)」と道場での出来事を振り返って笑わせた。

また、特に印象に残った場面を聞くと、天王寺動物園で出会った園長を挙げ「動物への愛情や責任感が伝わってくるお話や、ご自身のすべてを捧げられているからこそ出てくるエピソードがたくさんありました」とコメント。「久しぶりに来てみるとリニューアルが進んでいて、これまで以上にきれいになっていました。いろいろな国から観光客も訪れていたので、天王寺動物園は地元からも世界からも愛され、今後さらに100年、200年と続く場所になるのかなと改めて思います」と誇らしげに語った。さらに、地元ロケならではの出来事もあったと話す中条。「学校の後輩と出会いました! 東京で同郷の方と会う機会は少ないですし、そもそも“後輩なんです!”っていう声のかけられ方もなかなかされないので(笑)。大阪っぽい出来事でうれしかったです。一緒に校歌も歌えました!」と満足げ。「あと、本音を言うと、思い出のたこ焼きとおいしいビールをいただけたのが最高で、今日一番幸せな瞬間でした(笑)! 塩とごま油とネギをかけて食べるのは、私もあのお店で初めて知ったので感動したのを覚えています」と街ブラを満喫した様子を見せた。

最後に「元日という大事な日から、自分の育った地元、好きな場所を紹介させてもらえるのがすごく光栄です!私も地元付近がテレビで映ると“ここ家から近い!”とか“今度ここ行こう!”と思うので、この放送を見てくれた人は“こんなとこあるんや”って良いところを見つけて、天王寺や阿倍野に遊びに来てもらえたらうれしいです! 円さんと私の掛け合いも含めて、ぜひ楽しみにしていてください!」とアピールした。2024年に向けて「挑戦したいことはあるんですけど、なかなかやってこられなかったので、今までとは違う新しいジャンルの仕事にもどんどんチャレンジしていきたいです!」とやる気十分の中条のロケに注目だ。

【編集部MEMO】中条あやみ
1997年2月4日生まれ、大阪府出身。2017年から女性ファッション誌『CanCam』の顔として6年3カ月専属モデルを務めていたが、12月22日発売の2月号をもって卒業することを先日発表。女優としては、2014年に『劇場版 零~ゼロ~』で映画初出演にして初主演を果たし、映画『雪の華』(19)や『水上のフライト』(20)、ドラマ『君と世界が終わる日に』(21ほか)、『TOKYO MER〜走る緊急救命室〜』(21ほか)に出演。公開待機作に『ある閉ざされた雪の山荘で』(24年1月12日公開予定)、『あまろっく』(24年4月19日公開予定)がある。