テレビ東京は31日に年末歌番組『第56回年忘れにっぽんの歌』(16:00〜)を放送する。
コラボカフェ「マツケンサンバカフェ」が期間限定で開催されたり、「月刊少年チャンピオン」では異世界に召喚される漫画『マツケンクエスト~異世界召喚されたマツケン、サンバで魔王を成敗致す~』が連載開始となるなど、今年も役者・歌手としてのみならず多方面にわたって活躍した松平健は、1994年完成、2004年にミニアルバムとしてリリース以来、今なお日本を盛り上げるお祭りソング「マツケンサンバII」を華々しく披露。
また2023年の幕開けと同時に岩永洋昭が加入、直後の2月に発売したシングルは大ヒットを記録、9月にはこの明治座で約2年ぶり2度目となる座長公演を成功させるなど、その人気を不動のものとした純烈は、“新生・純烈”が誕生した今年にぴったりな2019年のヒット曲「純烈のハッピーバースデー」を熱唱する。
さらに老若男女に愛されるビジュアル系エアーバンドとなったゴールデンボンバーが「年忘れ」初登場。No.1ヒット曲「女々しくて」を、まさかの松平健&純烈とコラボで披露する。この番組だからこそ実現したスペシャルなステージとなる。
■松平健 コメント
・「マツケンサンバⅡ」を歌ってのご感想をお聞かせください。
今回は歌っていて龍が出てくるという…そういったコラボの楽しさがありましたね。1年の最後なので、みなさんに笑顔で終わっていただこうという思いで歌いました。
・このあと「女々しくて」でゴールデンボンバーさん、純烈さんとコラボされますね。
コントですよ(笑)。めったに(コントは)しないですけど、お客さんが喜んでくれればね。(曲は)すごく乗れるリズムのいい曲だったので…花火大会とかでもお会いしていますし。(企画をやると聞いたときは)最初はちょっとどうかな? と思いましたけど(笑)。ゴールデンボンバーはすごくいろんなことに挑戦していて、何やるかわかんないグループですね。それがファンサービスと言いますか、驚かせるのためにいろんな工夫をしてらっしゃるなと思います。純烈さんもやっぱりお客さんサービスがすごく徹底していますよね。(コラボの)楽しみはお客様の反応です!
・2023年どんな年でしたか? また来年2024の抱負も聞かせて下さい。
今年は大変忙しくさせていただいて。とにかく皆さんを笑顔にできたことがすごく嬉しいですね。お客さんも声出しOKになったので。来年は芸能生活50周年なので、それを記念するものをたくさんやらせていただきます。だから健康に気をつけて1年過ごせればと思いますね。(50周年の舞台も)明治座を皮切りに、ほかの都市も回らせていただきます。明治座は最初に出たのが21歳かな。だからもう24回目ですかね。ずっと座長公演をやらせていただいて、自分の本拠地という感じですね。
・最後に視聴者の皆さまにメッセージをお願いします。
1年の締めくくりとして大いに楽しんでいただきたいなと思いますね。懐かしい歌、たくさん出てきますから。
■純烈 コメント
・岩永さんは今回初めてのご出演ということで、そうそうたるメンバーの中に入るわけですが、今の心境をお聞かせください。
岩永洋昭:ご出演されるアーティストの皆さんを把握してたつもりだったんですけど、さっきリハで1曲目をやって客席から壇上のほうへ行った時に(後ろに並んでいるのが)ご本人たちだってわからなくて。終わってふっと(後ろを)見てみたら「おぉぉぉーーー!」みたいな。「ご本人さんだ!」ってびっくりしました。その方たちを前に僕らが歌うなんて有難すぎて実感できてないんですけど…でもやっぱり家族とか、ファンの皆さんもそうですけど、地元の長崎のみなさんにも見て欲しいなという気持ちでいっぱいですね。それが一番の思いかなと…。(「女々しくて」のコラボは)リハの時点で誰よりも楽しかったんで(笑)、もっとテンションをあげて怪我しない程度に盛り上げていきたいなと思います。
・「女々しくて」ではゴールデンボンバーさん、松平健さんとコラボされます。意気込みをお聞かせください。
後上翔太:世代的にもカラオケでみんながひとつになれるパーティチューンだなと思います。昨年は松平健さんの「マツケンサンバⅡ」で小田井(涼平)さんが空を飛ぶなんてことをしながら盛り上げるっていうことをやらせていただいたんですけど、今年は「女々しくて」ということで。純烈としてこのパーティに参加して、それを盛り上げられるっていうのは光栄なことだと思うので、自分たちの曲以上に一生懸命やりたいなと思ってます。(コラボの内容は)見ていただくとわかるんですけど、フリというか動きというか表現というか…でも心を込めてやりたいなと。かなりサプライズ要素もあると思います!
・2023年は純烈にとってどんな年でしたか?そして2024年はどんな年にしたいですか?
酒井一圭:今回番組が明治座でだいぶ久しぶりに収録という話なんですけど、明治座は今年2度目の座長公演をやらせていただいた思い出の場所で。今日も楽屋を通ったりステージに行ったり…やっぱり「帰ってこれたな」という感じがして。ここのスタッフさんにも「おかえりなさい」と言われたりして…そういう年末に「にっぽんの歌」が明治座だっていうことがね。純烈にとって今年の激闘の瞬間ってやっぱりこの明治座だったんですよ。明治座と純烈っていうのは、今年の象徴だったのかなっていう感じはしますね。なので2023年でフルMAXだったつもりなんですけど、どうやらスケジュールを見ると2024年の方がさらにスピードアップするみたいなので(笑)。岩永も1年経って、もう見習いの初心者マークを外して通常のメンバーとして扱うので、岩永をビシビシ鍛えていきたいと思います(笑)
・最後に視聴者の皆さまにメッセージをお願いします。
白川裕二郎:6時間放送される番組なので、本当にたくさんのアーティストの方たちがたくさん出られます。そういった方たちの素敵な歌をぜひ楽しみに見ていただければなと思います。(この番組は)なんか田舎に戻ってきたような感じがしますね。いろいろとお話してくれるような先輩たちもいらっしゃったりとか、こんな自分達ですけど、可愛がってくれる方たちがたくさんいらっしゃるので、そういった意味でもホームというか田舎に帰ってきた感じがするなって思います。
■ゴールデンボンバー コメント
・「年忘れにっぽんの歌」初出演となります。今の心境を、今回の衣装(ちょんまげ姿)のこととあわせてお聞かせ下さい。
鬼龍院翔:なんか…「年忘れにっぽんの歌」を作ってる方がですね、とてもエネルギーがあって情熱的というか、「いろんなことをやりましょう」って言ってくれる制作チームで。すごく嬉しくて盛り上がった結果こうなったんです(笑)
喜矢武豊:今のところ意味わかんないですよね。
樽美酒研二:日頃ここまで堅苦しい着物を着るってなかなかないじゃないですか。だからちょっとね、今回はそういうなんかふざけるとかはね…。
歌広場淳:君は顔の段階でだいぶふざけてるよ!
樽美酒:いや緊張してますよ。ふざけません!
・この後、松平健さん、純烈さんとコラボされるとのことで、何か楽しみにされていることはありますか?
鬼龍院:いや全部ですよね。純烈さんは歌番組とかで会うと話しやすいんですよね。なんでだろうね。あの方々、壁がないんだよね。松平健さんはなかなかお会いできないので、まさか一緒にステージで共演できるとは。すぐに両親に見せたいと思います。楽しみです。曲中では松平健さんらしい何かをやっていただけたら嬉しいなと思います。
・4月からは全国ツアーがスタートします。見どころと2024年の抱負を聞かせてください。
歌広場:来年は数えてみたら20周年ということで、それに向けてもあるし、明るいことがたくさんあるといいなと思いますね。明るく元気に頑張りたいと思います。
鬼龍院:続けていくって大変でありまして、いつもネタ切れだネタ切れだって言ってるんですけども、何とか来年のツアーもいいネタを考えつきましたので。ゴールデンボンバーを知らないって人でも楽しめるネタにしておりますので、ぜひライブに来てください!ライブ大成功したい、そんな抱負でございます。
喜矢武:気づけば20周年ということで、こんな続くと思わなかったですね。最後の年になるかもしれないので…ツアーファイナルではそろそろ全裸で行けるんじゃないかと。20周年なら許されると思うので、最後はそれでバシッと締めたいと思います。お楽しみに。
樽美酒:脱ぎキャラも全部とられたらね…とらないでよ(笑)来年はですね、大河ドラマに出れるように頑張りたいと思います!このメイクで大河ドラマに…(笑)
鬼龍院:(今回のメイクは)嬉しいですよね。こんなにしっかりカツラをしていただけるのもなかなかないし…でもなんか…なんかさっきオープニングで出演者の皆さんと並んだんですけど、お客さんがたぶん誰1人ゴールデンボンバーをわかってなかった(笑)早く説明に行きたい!
歌広場:樽美酒はかろうじてなんだけど、ここ3人の見分けがつかなくなってるんですよ(笑)
鬼龍院:エキストラ的な方だと思われて…なのでテンション上がってるんですけどちょっと早く説明しにきたいなと思っています。
・最後に視聴者の皆さんにメッセージをお願いします。
鬼龍院:僕らが出るとなったからには、賛否両論のネットニュース量産の問題の年にしたいです!
歌広場:23年ここで問題があっても…でもそのための“年忘れ”っていう(笑)
鬼龍院:やっぱりこんな歴史ある番組に呼んでいただけたので、しっかりと盛り上げたいと思いますので、誰も怒らないでください!頑張ります!
■宇賀神敬行プロデューサー(テレビ東京 制作局) コメント
伝統ある「年忘れにっぽんの歌」は今回で56回目の放送となります。 テレビ東京開局60周年を大いに盛り上げるべく、明治座から「本当に大晦日に聴きたい名曲」をたっぷり6時間お届けします。
【編集部MEMO】
同番組は、テレ東が誇る年末恒例歌特番で、半世紀以上にわたり、日本を代表する歌手が誰もが口ずさめる名曲を放送してきた。昨年までは中野サンプラザで行ってきたが、今回は創業150周年を迎えた明治座に会場を移し、歴史あるステージから歌を届けていくという。