アイドルグループ・日向坂46の齊藤京子が主演を務めるテレビ朝日系ドラマ『泥濘の食卓』(毎週土曜23:30~)最終回1時間スペシャルが16日に放送される。
■齊藤京子初単独主演作『泥濘の食卓』
伊奈子氏によるコミックを実写ドラマ化し、齊藤京子が初の単独主演を務める同作は、自己肯定感の低いスーパーの店員・捻木深愛がバイト先の店長と不倫をし、やがて店長の息子、店長の妻と、愛する相手の家庭へ徐々に寄生して泥濘へと引きずり込んでいく“パラサイト不倫”を描く物語。ただただ愛する店長・那須川夏生(吉沢悠)との幸せな未来のためだけに、まっすぐ突き進んできた深愛。しかし、先週放送の第8話でついに深愛と店長の関係を母・捻木美幸(筒井真理子)に知られてしまい、同時にサレ妻・那須川ふみこ(戸田菜穂)も夫の不倫に気づいて……そんな今作もついに今夜、完結する。
■美幸、深愛の相手にがく然…部屋に閉じ込める
美幸に問い詰められ、店長の存在を打ち明けた深愛。美幸はどんな人物なのかを確認すると、深愛を引きずってスーパーへ向かう。深愛が恐怖に怯える中、必死になって店員たちの名札をチェックする美幸はついに店長を見つけ出すが、深愛とは大きく歳が離れている相手だと知りがく然。深愛に「私は許さない」と告げ、部屋に閉じ込めてしまう。ここから、美幸のさらなる激しい監視が深愛を苦しめることに。絶望の中、抜け殻のようになる深愛だったが、あることをきっかけに、美幸に反旗を翻す。そこで、深愛が美幸に伝えたこととは。
■夫の不倫に気付いたふみこ、深愛を食事に招く
深愛と那須川が不倫していることを知ったふみこは、息子・ハルキ(櫻井海音)を連れて家を出ていくことを決意。ところが、ふみこはなぜか「久しぶりに、一緒にご飯作らない?」と深愛を誘い、まるで何事もなかったかのように迎え入れる。一方、学校での友達や先生の様子に違和感を覚える尾崎ちふゆ(原菜乃華)は、ハルキがちふゆが脅していたことを周囲にバラしたのではと疑い始める。狂ったようにハルキにメッセージを送るが、返事が来るはずもなく……。ちょうどその頃、深愛とふみこが作った料理が食卓に並べられ、深愛、ハルキ、ふみこがそろう中、そこへ帰宅した那須川を騙してちふゆが押しかけてくる。追い詰められているちふゆは、最も憎悪する相手・深愛が目に飛び込んでくると逆上。そして包丁を振りかざし……。戦慄の“最後の晩さん”の先に待ち受けるもの、深愛が突き進んできた“パラサイト不倫”がたどる末路とは。
最終回放送直前の23時から、番組公式Instagramでは齊藤京子が深愛の姿でインスタライブを開催。最終回の放送を目前に控えた齊藤は何を語るのか。
【編集部MEMO】最終回あらすじ
ついに那須川夏生(吉沢悠)の存在を捻木美幸(筒井真理子)に白状した捻木深愛(齊藤京子)は、どんな人か確かめると言う美幸に無理やりスーパーに連れ出される。深愛が恐怖に震える中、名札を見て那須川を見つけ出した美幸は、明らかに大きく年の離れた那須川にがく然。挨拶だけしてその場を去る美幸だったが、自宅に戻ると「私は許さない」と告げ、深愛を部屋に閉じ込める。スーパーでの深愛と美幸のただならぬ様子に心配になった那須川は、深愛にメッセージを送るが一向に既読にならず……。疲れ果てて帰宅すると追い打ちをかけるように、深愛と那須川の不倫を知った那須川ふみこ(戸田菜穂)から、那須川ハルキ(櫻井海音)を連れて家を出ていくと告げられ、狼狽する。一方、尾崎ちふゆ(原菜乃華)は、学校でクラスメイトの様子がどこかいつもと様子が違うことに違和感を覚える。さらに、突然、担任教師に呼び出され、以前レイプ未遂事件があった那須川ハルキ(櫻井海音)とのことを聞かれる。ちふゆは笑顔で大丈夫だと伝えて去っていくが、その直後、実はハルキも担任に呼び出されており……。