舞台「呪術廻戦」-京都姉妹校交流会・起首雷同-の公開ゲネプロが15日に東京・天王洲 銀河劇場で行われた。
同作は芥見下々氏による人気漫画の舞台化作。驚異的な身体能力を持つ高校生の虎杖悠仁(佐藤流司)は、自身の高校に現れた呪霊を倒すため、特級呪物「両面宿儺」の指を飲み込み、肉体を共有してしまう。最強の呪術師である五条悟(三浦涼介)の案内で、対呪い専門機関である「東京都立呪術高等専門学校」へと編入し、同学年の伏黒恵(熊沢学)、釘崎野薔薇(山口乃々華)と共に呪術を学ぶことになる。
舞台化第2弾となる今回は「京都姉妹校交流会編」と「起首雷同編」のエピソードを上演。京都府立呪術高等専門学校のメンバ ーと呪術で競い合う交流会の様子を描いた「京都姉妹校交流会編」では、東京校1年&2年がチームとなり、京都校の生徒たちと、互いの信念、希望と絶望、青春と謀略が交差するバトルを展開する。虎杖、伏黒、釘崎を中心に物語が展開する「起首雷同編」では、呪霊との命がけの闘いを通して、それぞれがもがきながら、呪術師として 大きく成長していく姿が描かれる。
東京公演は天王洲 銀河劇場にて12月15日〜31日、兵庫公演はAiiA 2.5 Theater Kobeにて2024年 1月6日〜14日。
■脚本:喜安浩平 コメント
先日拝見した稽古はまだ完成前。故に荒々しく、故に俳優のむき出しの力が堪能できる、まさに「生きた時間」でした。まだ見ぬ答えに挑む姿は実に美しい。「死」を大きく扱う作品ですが、挑むことで、むしろ生きること、その意志を強く感じた次第です。そこに劇場の空気、スタッフワーク、そして観客の皆様のお力が加わり、ようやく完成を見ます。どうか生きた時間を、全身全霊で世界に存在する彼らを、見届けてください。
■演出:小林顕作 コメント
いよいよ本番初日が迫ってまいりました。カンパニー一丸となって、丁寧に作品を創りあげてまいりました。あとはお客様皆様に楽しんで頂けるよう祈るばかりです。 ご期待くださいませ!
■虎杖悠仁役:佐藤流司 コメント
ついに舞台呪術廻戦、第二弾の幕が上がります。京都姉妹校交流会、起首雷同。個人的にも大好きなエピソードです。前作以上に多彩なギミック、魅力的なキャラクター達、そしてアクション。私自身も虎杖悠仁と共に、成長して参ります。カンパニー一同、一丸となって皆様をお待ちしております。
■東堂葵役:小柳心 コメント
祇園精舎の鐘の声と申しますが、変わらないものもある。友情、愛情、決意、人の思い。しかしそれらはいつしか時を経て形を変え、「呪い」に転じてしまうことも。本作のキャラクター達は皆、その諸行無常の響きの中で葛藤し、戦っているからこそ美しいと思うのです。原作アニメでは渋谷事変の興奮の冷めやらぬ今、舞台「呪術廻戦」の開幕です。「呪い」は手拍子ひとつで「願い」に入れ替えて。2023年の締めに、2024年の始まりに。劇場でお待ちしております。
■五条悟役:三浦涼介 コメント
舞台「呪術廻戦」-京都姉妹校交流会・起首雷同-いよいよ初日をむかえます。昨年スタートさせた舞台呪術廻戦。携わらせて頂き、改めて作品とキャラクターの様々な深みに触れる事で、更に作品呪術廻戦を知り愛し演じることの楽しみを見つけました。第二弾がこんなにも早くスタート出来た事の喜び、新たなキャストの皆様の役者としてのポテンシャルの高さに作品もさらなる深みを増しています。
さらに、『呪術廻戦』の世界観で劇場を埋め尽くすべく、舞台装置やセットもパワーアップしています。ファンの皆様に喜んでいただけるエンターテイメントの世界をお届けします。キャラクター1人1人の生き様、感情の芯を目撃して頂ける事でしょう。
素敵な時間を是非お過ごし下さい!! 配信も決定しました! 劇場でも配信でもどちらもお楽しみください! それではまたお会いしましょう!!
■キャスト
虎杖悠仁:佐藤流司
伏黒 恵:熊沢 学
釘崎野薔薇:山口乃々華
禪院真希:高月彩良
狗巻 棘:定本楓馬
パンダ:寺山武志
夜蛾正道:南 誉士広
冥冥:立道梨緒奈
東堂 葵:小柳心
加茂憲紀:梅津瑞樹
西宮 桃:久家心
禪院真依:長谷川 愛
三輪 霞:竹内夢
究極メカ丸:塩田康平
庵 歌姫:平湯樹里
楽巌寺嘉伸:陰山 泰
組屋鞣造:北村 海
重面春太:益川和久
高田ちゃん:小貫莉奈
壊相:青柳塁斗
五条 悟:三浦涼介
※伏黒恵役は泰江和明に代わり、熊沢学が出演