日本eスポーツ連合(JeSU)は、サウジアラビアのeスポーツ団体であるサウジeスポーツ連盟(SEF)との間で、人材育成と国際交流の推進に関する覚書を締結した。
JeSUとSEFは、両国政府間の戦略的パートナーシップである「日・サウジ・ビジョン2030」のもとで、2021年から2022年にかけて国際親善試合「日本・サウジアラビアeスポーツマッチ」を実施するなどの取り組みを行ってきた。
また、サウジアラビアは、2023年に賞金総額約40億円のeスポーツ世界大会「Gamers8」を開催したほか、世界eスポーツ連盟(GEF)や国際eスポーツ連盟(IeSF)が主催する世界大会の開催国にも選定されるなど、国際的なeスポーツの競技シーンにおいて存在感を発揮している。
今回の覚書では、「人材育成および教育分野における連携と国際交流の推進」をはじめ、「教育機関や教育プログラムに関する講師や学生の採用協力」や、「学生、コーチ、スタッフ向けの共同トレーニング、ワークショップの実施」などについて、両団体が合意。具体的な実施内容については、今後両者の間で協議し、準備を進めていくという。