東京都は、自転車利用時のヘルメット着用について関心を高め、その普及や着用促進につなげることを目的に、「ヘルメットコンテスト」を実施した。100作品以上の応募があり、1次審査、2次審査を経て、受賞作品が決定した。

表彰式は、12月3日に開催された「GRAND CYCLE TOKYO STADIUM FESTA」にて、デザインしたヘルメットと全身コーディネートを提案するショーと併せて行われ、自転車利用時にかぶりたくなるヘルメットがお披露目された。

ペイント部門の最優秀賞は、田川恵音さんの「Blue Sprinter」。実行委員会賞に廣江彩音さんの「ローファー風ヘルメット」、アンバサダー賞に渡邉詩永さんの「オシャレで気分アップ! 北欧デザイン・ヘルメット」が選ばれた。

ヘルメットカバー部門の最優秀賞は、山本眞鈴さんの「もこもこひつじ」。実行委員会賞に西村歩花さんの「バイク風ヘルメット」、アンバサダー賞に岩橋深森さんの「お花とポンポンのニット帽ヘルメット」が選ばれた。

さらに、約9割の生徒が自転車通学をしている都立篠崎高校は、生徒が主体となりヘルメット着用の重要性について普及啓発動画を作成した。高校生ならではの視点で作成された動画は「GRAND CYCLE TOKYO STADIUM FESTA」で公開され、来場者に「自転車ヘルメット着用の努力義務化」というテーマについて考えるきっかけを与えた。