日産自動車はコンパクトカーの「ノート」にマイナーチェンジを実施し、2024年1月下旬に発売する。
外観変更でフレッシュな印象に
ノートは第2世代「e-POWER」(日産のシリーズ式ハイブリッドシステム)によるなめらかで力強い加速と快適な乗り心地、優れた静粛性などを特徴とする日産のコンパクトカー。2022年度の国内販売で電動車販売台数No.1を達成するなど高い評価を得ているモデルだ。今回のマイナーチェンジではフロントデザインを一新するとともに、機能や使い勝手の向上を図った。
エクステリアはフロントグリルに新時代の「デジタルVモーション」を採用。フロント/リヤバンパーをボディカラー同色とし、車両全体の統一感を高めた。よりフレッシュで先進感を感じられるデザインだ。
リヤバンパー下部にはアシンメトリーな模様を施し、日本の風景に溶け込む佇まいに。新デザインの16インチホイールカバーには、日本の伝統的な幾何学模様をあしらうことで立体感と和モダンを演出している。
ボディカラーには、太陽光では赤みを帯び陰に入ると青が表現される「スミレ」と、フレッシュさを感じる「ターコイズ」の2色の新色を採用。ユニークな2トーンカラーを含む合計14色を用意する。
インテリアでは、インストルメントパネルに水引をモチーフにしたデザインを採用。シート地にランダムストライプを施すことで、エクステリアと調和した雰囲気に仕上げている。
快適性や使い勝手も向上!
そのほか、LEDヘッドランプを全グレードで標準装備とし、夜間走行時の視認性を向上させた。また、助手席側にあるグローブボックスは容量を拡大。収納スペースを上下2段に仕切ることで、取扱説明書やティッシュボックスなど、かさばりやすいものがすっきりと収納できるようにして利便性を引き上げた。インテリジェントキーはクルマに近づくと自動でロックを解除する「接近時アンロック機能」と、降車後にクルマから離れると自動でロックをする「降車時オートロック機能」を備える。
マイナーチェンジモデルの価格は 2WDの「X」グレードが229.9万円、4WDの「X FOUR」グレードが258.06万円。