アイドルグループ・の相葉雅紀が主演を務めるテレビ朝日系ドラマ『今日からヒットマン』(毎週金曜23:15~※一部地域を除く)がこのほどクランクアップを迎えた。15日には最終回が放送される。

  • 『今日からヒットマン』クランクアップ=テレビ朝日提供

■『今日からヒットマン』クランクアップ

同作は、むとうひろし氏によるガンアクション漫画を実写化するアクションコメディドラマ。ある日突然大事件に巻き込まれて伝説の殺し屋“二丁”の名を継ぐことになった平凡なサラリーマン・稲葉十吉(相葉)が、愛する家族を守るためにサラリーマンとヒットマンの二重生活を送り、家族にバレないように裏社会で奮闘する。

■座長・相葉雅紀のクランクアップ現場に深澤辰哉登場

妻の美沙子(本仮屋ユイカ)、息子・百太(木村優来)との家族団らんのシーンを撮り終えた座長・相葉は、拍手と共にスタッフから大きな花束を受け取ると「皆さん本当にお疲れさまでした。濃い4カ月でした」と撮影期間を振り返り、「撮影の終盤は、体力の限界を超えていましたが、キャスト、スタッフを含めた皆さんの頑張りを見て『これは負けてられない』という刺激をもらっていました」と一同をねぎらう。また、初のヒットマン役に初のガンアクション、オールバックにサングラスの出で立ちで新境地を開拓したことについて「鉄砲を撃ったり、殴られてボコボコにされたり、今まで経験のなかったことをたくさんやらせていただき、『今日からヒットマン』のひとつのピースになれたことが、すごく光栄です」と、すべてをやり切った晴れやかな表情に。ひと足早くクランクアップしていた山本照久役の深澤辰哉がサプライズ登場し、花束とプレゼントを渡されると、「びっくりした! 忙しいのにありがとう!!」と思わず熱いハグ。撮影現場はこの日一番の盛大な拍手に包まれ、まさに大団円を迎えた。

また、ちなつ役の山本舞香は「相葉さんをはじめ、本当に素敵なキャストさん、スタッフさんに恵まれて、後半はすごく大変でしたが、笑顔で乗り切ることができました」と、キャスト・スタッフの一体感をアピール。「『今日からヒットマン』のヒロインにしてくださり、ありがとうございました!」と語ると、何やら扮装をした怪しげな人物が。なんと、ここにもサプライズで深澤が登場。「通行人かと思った(笑)。うれしい、待っててくれたんだ!」と、プレゼントを受け取り、あふれる笑顔を見せた。そんな山本役の深澤は、「地上波では10年ぶりのドラマ出演となりましたが、それが『今日からヒットマン』で本当に良かったです」と、クランクイン当初はブランクに多少の戸惑いがあったことを明かす。自身が主演したスピンオフ作『今日からラブリーマン』(TELASAにて配信中)にも触れ「『今日からラブリーマン』もあわせて、たくさんの人に観ていただいて、感謝しています」と、両作ともにファンから愛されたことにひと安心。「またどこかでお会いする機会がありましたら、一緒に楽しくお仕事しましょう!」と名残惜しさを残しつつも、再会を誓った。

一方、深澤と同時にクランクアップとなったのが、十吉が働くイージーフードの部長・遠藤保を演じた勝村政信。「相葉さんを中心にチームワークが良くて、楽しくて本当に幸せでした。『今日からラブリーマン』も楽しかったです。パート2があればいいですね!」と、さっそく続編に意欲を見せる。この日は「メリークリスマス!」という言葉と共に、相葉から二人にプレゼントが。中身はなんと『今日からラブリーマン』のタイトルがプリントされたパンツ。「いいんですか!?」(深澤)と喜びを爆発させ、和やかに撮影を終えた。

そして「素敵な家で、素敵な旦那さんと息子とで、ホームドラマを撮っているつもりで2~3カ月過ごしていました」と語ったのが本仮屋。「私としては、美沙子はチャレンジングな役でしたが、相葉さんに大いに甘えさせていただき、撮り終えることができました」と、頼もし気に相葉を見つめた。

■相葉雅紀(稲葉十吉役)コメント

皆さん本当にお疲れさまでした。濃い4カ月でした。撮影の終盤は、僕も体力の限界を超えていましたが、キャスト、スタッフ含めて皆さんの頑張りを見て「これは負けてられない」という刺激をもらっていました。鉄砲を撃ったり、殴られてボコボコにされたり、今まで経験のなかったことをたくさんやらせていただき、『今日からヒットマン』のひとつのピースになれたことが、すごく光栄です。ありがとうございました!

■山本舞香(ちなつ役)コメント

4か月間ありがとうございました。相葉さんをはじめ、本当に素敵なキャストさん、スタッフさんに恵まれて、後半はすごく大変でしたが、笑顔で乗り切ることができました。でも、私たちよりもスタッフさんの方がキツイことはわかっています。全力で良い作品を作ろうと向き合ってくださり、本当に感謝しています。『今日からヒットマン』のヒロインにしてくださり、ありがとうございました!

■深澤辰哉(山本照久役)コメント

地上波では10年ぶりのドラマ出演となりましたが、それが『今日からヒットマン』で本当に良かったです。キャストの皆さん、スタッフの皆さんも優しくて、最初は緊張していたのですが、皆さんのおかげでとても楽しい現場でした。スピンオフの『今日からラブリーマン』も併せて、たくさんの人に観ていただいて、感謝しています。でもやはり、キャスト、スタッフの皆さんとの素敵な出会いが一番の宝物です。またどこかでお会いする機会がありましたら、一緒に楽しくお仕事しましょう! ありがとうございました!

■本仮屋ユイカ(稲葉美沙子役)コメント

お疲れ様でした。素敵な家で、素敵な旦那さんと息子とで、ホームドラマを撮っているつもりで2~3カ月過ごしていましたが、最後の最後で『ヒットマン』を味わいました。それで、皆さんがいかに過酷な状況で撮影を続けていたのかがわかりました。本当に素晴らしかったです。ご一緒できて、誇りに思っています。私としては、未婚で独身ですので、美沙子はチャレンジングな役でしたが、相葉さんに大いに甘えさせていただき、撮り終えることができました。ありがとうございました!

■勝村政信(遠藤保役)コメント

今回は「イージーフードチーム」ということで、「ヒットマンチーム」の皆さんとはなかなかお会いする機会もなかったのですが、会社の中では、相葉さんを中心にチームワークが良くて、楽しくて本当に幸せでした。スタッフの皆さんも温かかったです。僕らが芝居をしやすい雰囲気を作ってくださりました。『今日からラブリーマン』も楽しかったです。パート2があればいいですね! ありがとうございました!

【編集部MEMO】『今日からヒットマン』最終話あらすじ
闇の組織「コンビニ」の丸メガネ(筧利夫)との出世争いに負けた挙句、伝説のヒットマン・二丁に扮した稲葉十吉(相葉雅紀)の活躍でコンビニを追われたアゴ(岩永ひひお)。彼が創設したライバル組織「100均」に雇われた殺し屋・マンモス(武蔵)は、十吉の妻である美沙子(本仮屋ユイカ)と息子・百太(木村優来)を人質に取る。アゴは、コンビニを壊滅させた後で、二丁こと十吉を抹殺する計画を立てていた。一方のマンモスは現在、二丁を名乗っている十吉を、今は亡き本物の二丁(滝藤賢一)だと勘違いしており、積年の恨みを早く晴らしたいと主張するのだった。家族をさらわれた十吉は頭を抱えるが、なんとコンビニアルバイトのキンパツ(駒木根葵汰)が100均にスパイとして潜入していて…!? 次に彼らが襲うコンビニの支部の情報がキンパツから寄せられるが、その支部の支部長は本部長・将軍(小沢仁志)の実弟だった! アゴとマンモスが向かう先が分かった十吉は、家族を救うべくちなつ(山本舞香)とともに彼らを追うが、道中でひょんなことからマンモスに出会うことに。十吉はマンモスの圧倒的な強さを目の当たりにし、今のままでは勝ち目がないことを悟り絶望するのだった。翌日、十吉はやつれながらもイージーフードに出社すると、部長・遠藤保(勝村政信)から会社始まって以来となる大きな仕事の話が。部下の山本照久(深澤辰哉)と3人で、急いで先方に向かおうとした矢先に、ちなつから美沙子たちの居場所が分かったことが告げられて……。十吉が下した決断とは。そして、十吉はマンモスら100均を倒し、無事に家族を取り戻すことができるのか。