シチズン時計の「シチズンコレクション」から、上野駅開業140周年を記念したコンビネーションウオッチ「アナデジテンプ」3モデルが登場する。
上野駅にゆかりのある「ひたち」「北斗星」「カシオペア」の3車両それぞれの特徴やカラーをデザインに取り込んだモデルで、裏ぶたにはそれぞれのヘッドマークを刻印。専用の化粧箱も用意される。
完全受注生産で、予約期間は12月12日~2024年1月28日23時59分まで。価格帯は41,800円~44,000円。販売はシチズンウオッチ オフィシャルサイト、「TRAINIART(トレニアート)JRE MALL店。商品の配送予定は2024年7月下旬。販売期間終了後の再販については未定となっている。
上野駅は、旧日本鉄道(上野~熊谷間)の開業とあわせ、1883年(明治16年)7月28日に誕生。東京と東北・北海道を結ぶ交通の要所として、“北の玄関口”と呼ばれ親しまれてきた。
今回販売する上野駅140周年記念モデルは、上野駅にゆかりのある北斗星、カシオペア、特急ひたちの3車両がモチーフ。それぞれの車両のカラーや外装の特徴を、ケースやベルト、文字板デザインなどで表現している。裏ぶたには、車両のヘッドマークを刻印した。
24系25形(北斗星)……青函トンネルが開業した1988年(昭和63年)に東京と北海道を乗り換えなしで直行する列車として運行開始した寝台特急列車
E26 系(カシオペア)……1999年(平成11年)から2015年(平成27年)の期間に運行していた寝台特急列車
485系(特急ひたち)……1969年(昭和44年)10月に上野駅から平駅(現在のいわき駅)間を運行を開始
ベースの「ANA DIGI TEMP」(アナデジテンプ)は、1980年代に登場したシチズンのヒットモデルを基調としている。いずれも風防はクリスタルガラス、ケース径と厚みは横幅32.5mm、厚み8.2mm。ムーブメントはクオーツ「Cal.8989」。クロノグラフ、アラーム、温度計、カレンダー、デュアルタイム表示といった機能も備えている。
24系25形(北斗星)
印象的な車両のブルーカラーとゴールド色のライン、連結部のブラックを文字板で再現。ケースはブルー、バンドは夜をイメージしたブラックを採用し、針表示のインダイヤルは客車の計器盤をモチーフとした。ケース右下のプレートには、客車の「LOBBY CAR」ロゴを配置している。
E26系(カシオペア)
E26系の正面デザインを文字板に落とし込み、ヘッドマークの星をディスク型秒針としてデザインした。ケース右下のプレートは、車両側面の5色ラインで彩っている。
485系(特急ひたち)
文字板は485系(特急ひたち)の正面デザインとし、赤2号とクリーム4号の国鉄特急色を組み合わせた。時分針はメーターがモチーフ。ケース右下のプレートには車体側面の模様と、JNRロゴを配置した。