映画プレゼンターの赤ペン瀧川が、来週20日に放送されるテレビ朝日系ドラマ『相棒season22』第9話「男の花道」(毎週水曜21:00~)に出演する。

  • 水谷豊、赤ペン瀧川、寺脇康文=テレビ朝日提供

■杉下右京×亀山薫、再会2年目の『相棒』

2000年のシリーズ誕生以来、“国民的ドラマ”という地位を確立している『相棒』。『season22』では、再会2年目を迎える杉下右京(水谷豊)×亀山薫(寺脇康文)の新たな挑戦を描いている。年内最後の放送となる第9話には、『相棒』愛あふれる映画プレゼンターの赤ペン瀧川が俳優としてゲスト出演。『相棒』メインライターの輿水泰弘氏が手がけたシナリオで、物語のカギを握る人物を演じる。

■『相棒』ファンとして知られる赤ペン瀧川が再び出演

自作のスライドと切れ味鋭いトークを駆使した作品解説で人気を博している、映画プレゼンターの赤ペン瀧川。『相棒』の大ファンとしても知られており、新シーズンスタート直前の配信企画では毎年のように進行役を担当、もはや『相棒』ファンにはおなじみの存在となっている。そんな赤ペン瀧川は俳優としても数々の作品で活躍しており、『相棒』ではseason13の最終回スペシャル「ダークナイト」にも模倣犯役で出演した経験が。今回演じるのは、青年実業家の弓生崇智(ゆみお・たかとし)。第9話では暴力団の若頭が一般人に絞め殺される事件が発生するが、その若頭を殺めてしまったのが弓生だ。彼は経営している会社の資金繰りから闇金トラブルになり、若頭ともみ合いに。“窮鼠猫を噛む”の状況で無我夢中で反撃したところ、絞め殺してしまったという。検察は弓生の正当防衛を認め、不起訴処分で釈放。しかし若頭を殺された組織がこのまま黙っているとは思えず、報復を防ぐべく、特命係が弓生を警護することに!?

第9話で問題となる暴力団は、『season19』第1話(20年10月14日)、第10話(20年12月16日)にも登場した広域指定暴力団“扶桑武蔵桜”。その組長である桑田圓丈(大石吾朗)は、かつて内村完爾刑事部長(片桐竜次)と昵懇の仲だった。しかし摘発に臨場した内村が頭部を負傷したショックで正義に目覚めたことから、2人は絶縁。そんな因縁の2人がこの事件で再び対峙する。

■第8話「センチメンタル・ジャーニー」ゲストは中尾ミエ

そして今夜の第8話には、中尾ミエをゲストに迎える。ある夜、北に向かう高速バスに乗り込んだ右京。尾上絹(中尾)と名乗る隣席の女性と身の上話を交わすが、右京は彼女のことを何やら探っているよう。その頃、別行動の薫は都内の工場街で不審車両を追跡。どうやら都内で起きた拉致事件の被害者を救出すべく動いているらしく……?

【編集部MEMO】第9話あらすじ
弓生崇智(赤ペン瀧川)という青年実業家が、闇金トラブルでヤクザと揉め、組のNo.2を絞め殺す事件が発生。問題の組は、武闘派として知られる広域指定暴力団「扶桑武蔵桜」。その組長である桑田圓丈(大石吾朗)は、正義に目覚める前の内村刑事部長(片桐竜次)と昵懇の仲にあり、特命係とも浅からぬ因縁を持つ人物。警察は弓生への報復を警戒し、実際、組の若い衆は暴発寸前だったが、トップである桑田はなぜか静観を決め込んでいた。そんな中、検察は弓生の正当防衛を認め、無罪放免を申し渡す。結果、弓生は警察の保護下から離れることに。それを知った内村は、杉下右京(水谷豊)と亀山薫(寺脇康文)に、弓生の身辺警護を指示。ボディーガードとして弓生に張り付くことになった右京と薫だったが、その矢先、桑田の子分から思い掛けない提案がもたらされる。