ビッグローブは12月4日、「2023年冬の生活とお金に関する意識調査」の結果を発表した。調査は11月16日〜17日、全国の20代〜50代の男女1,000人を対象に行われた。
まず、昨今の円安や物価上昇にともない、生活に不安を感じるかどうか聞いたところ、7割強の人が「生活に不安を感じている」という結果に。
また、12.1%が「今までは感じなかったが、最近(ここ数ヶ月前から)不安を感じるようになった」、19.1%が「1年以上前から感じていて、最近(ここ数ヶ月)より不安を感じている」と回答し、ここ数カ月に不安が高まった人が31.2%にのぼる事も分かった。
有職者の733人に対し、物価上昇が続いている中で、今年の賃金(月給、手当、ボーナスなど総合的に)が上がったか尋ねたところ、「上がった(物価上昇を上回って上がったと感じる)」と回答した人は26.3%となった。
一方で、「上がった(上がったが、物価上昇には追い付かないと感じる)」は15.1%、「変わらない」は47.9%、「下がった」は10.6%で、「物価上昇を上回る賃金の増加はなかった」という人は合わせて7割強にのぼっている。
冬のボーナスが出る予定の368人に、コロナ5類移行後に初の冬のボーナスを大きく使いたいという気持ちがあるか聞いたところ、12.8%が「ある」、17.7%が「ややある」と回答し、「大きく使いたい気持ちがある」という人は約3割という結果となった。
年代別では20代は4割強、30代は4割弱となっており、若い世代の方が「大きく使いたい」という人が多い傾向が見られた。
冬のボーナスをどうするかについては、「預貯金」(69%)が最多となり、そのほかには「旅行」が30.4%、「外食」が24.2%で次いだ。「生活費の補てん」は20.9%。
コロナ5類移行後、初となるクリスマスの出費予定についての質問では、約5割が「出費をある程度は想定している」と回答した。
また、「クリスマスの予定がある・予定がはいると思う」と回答した人は20代・30代で5割強となっている。自分へのプレゼントを買う予定のある人も、20代・30代が3割前後にのぼっている。クリスマスケーキ、クリスマスの食事については幅広い年代で5割が予定をしている結果となった。