中国・四国地方における人気観光地のひとつ、広島。町は大きくて綺麗で、食べ物も美味しい。また平和記念公園、原爆ドーム、厳島神社、尾道、はたまた広島東洋カープの関連施設など、魅力的な名所も点在している。さて、そんな広島を訪れたら買って帰りたいお土産とは?
■広島にはグルメなお土産がたくさん!
本稿では敢えて取りあげないが、広島のお土産の定番には”もみじ饅頭”がある。もともとは明治期に、宮島の紅葉をモチーフに開発した饅頭だという。現在では、複数のメーカーから美味しいもみじ饅頭が製造・販売されており、町中の至るところで購入できる。
■牡蠣まるごとせんべい
この時期に広島を訪れたなら、是非とも食したいのが牡蠣。広島県は牡蠣の生産量が全国1位で、なんと国内シェアの6割以上を広島湾産が占めているんだとか。そんな牡蠣をお気軽に楽しめるのが、広島の牡蠣専門店「マルイチ商店」が製造販売する『牡蠣まるごとせんべい』。8枚入りの袋タイプなら605円とお値段も手頃で、職場で同僚に配るにはちょうど良い。
封を開けると香ばしい匂いが漂い、思わず生唾ゴクリ。かぶりつくと赤ジャガイモのせんべいはサクサクっと軽い食感なのに対して、牡蠣の部分は歯ごたえがある(牡蠣の味はそれほどしない)。もう1枚、もう1枚と食べる手が止まらなくなることは間違いない。
■レモンケーキ
広島は、実は国産レモンの生産量でも全国1位を誇っている。瀬戸内海の気候がレモンの栽培に適しているようだ。そこで、お土産屋の店頭では色とりどりのレモンケーキも販売されている。
どのレモンケーキも、優しく上品な甘さが特徴になっている。表面の砂糖がかかった層は、しっとりとした歯ざわり。かじると、中はスポンジ層となる。紅茶やコーヒーと合わせて、午後のティータイムを楽しみたい。
■鳥皮みそ煮
広島市内からクルマで30分ちょっとの距離にあるのは、かつて軍港として栄えた呉市。ということで、市内のお土産屋さんには”海軍カレー”などの商品も用意されている。そんな呉の居酒屋で昔から親しまれてきたのが、鳥皮の味噌煮だという。ヤマトフーズの「鳥皮みそ煮」は、ご飯のお供にぴったりな一品。日本酒のツマミにするのも良い。
鳥の皮、3種類の味噌、ぷるぷる食感のコンニャクが織りなす”ちょっとピリ辛のマリアージュ”は、熱々の白飯と抜群に相性が良い。お好みで長ネギを乗せても美味だし、溶き卵を入れて親子丼風にするのも通な食べ方だ。
■広島風お好焼き
ご当地に行ったのなら、3度の食事の選択肢には”広島風お好焼き”が必ず入ることだろう。では、美味しい広島風お好焼きを自宅で楽しむにはどうしたら良い?そこで検討したいのが、冷凍食品で提供されている『みっちゃん総本店 広島流 お好み焼 そば入り(ソース・青のり付)』。広島風お好焼きが1個まるまる味わえるという商品だ。
作り方は、いたって簡単。電子レンジ(600W)で6~7分ほど温めるだけで、本場さながらの広島風お好焼きを再現できる。甘じょっぱいソースに、ふんわり卵、中からはボリューム満点のそば。広島県民のソウルフードに箸を伸ばしながら、旅の思い出に耽るのも良いだろう。
今回紹介したお土産が買える店
ひろしま夢ぷらざ
住所:広島市中区本通8-28
営業時間:10:00~19:00
Webサイト:https://www.yumeplaza.com/
おみやげ街道 ekie(エキエ)
住所:広島市南区松原町1-2 ekie2階おみやげ館 広島駅
営業時間:8:00~21:00
Webサイト:https://www.ekie.jp/