川崎市と京浜急行電鉄は12日、踏切に起因する交通渋滞・事故の解消等に向けて進めてきた、鉄道を地下化し踏切を除却する京浜急行大師線連続立体交差事業の進捗にともない、大師橋駅の新駅舎を12月23日始発から使用開始すると発表した。
大師橋駅の新駅舎は、駅舎の位置する旧大師河原村が長十郎梨の発祥の地であることから、梨の花を連想できる白を基調とした。機能面において、改札内エリアの拡大による利便性・安全性の向上、エレベーター・エスカレーターならびに多機能トイレ等の設置によるバリアフリー化を図るとともに、防水シャッターおよび防災管理室等の設置により、災害に強い鉄道施設として整備している。
新駅舎の使用開始後も、仮設駅舎の撤去と外構工事等を進めるとのこと。引き続きの理解と協力を呼びかけている。