シンタックスジャパンは、独RMEのUSBオーディオインターフェイス「Fireface UFX II」のアップデート・バージョンを2023年12月15日に発売する。市場予想価格は418,000円。
「Fireface UFX II」は、1UサイズのUSBオーディオインターフェイス。最大サンプルレートは192kHzで、30入力/30出力を備え、クラスコンプライアントに対応。DSPエフェクトとDSPデジタルミキサー「TotalMix FX」、独自のUSB録音機能「DURec」、計測/解析ツール「DIGICheck」を装備し、別売のUSBコントローラー「ARC USB」の直接接続にも対応する。
今回のアップデートでは、「SteadyClock FS」が搭載された。これによりフェムト秒(1000兆分の1秒)精度のジッター抑制を実現する。また、アナログおよびデジタル基板が新たに開発され、DCカップリング出力を搭載。最新のAD/DAコンバーターにより、THD+Nが向上している。
入出力端子は以下の通り。
- アナログ(マイク/ライン)入力(XLR/TRSコンボジャック)×4
- アナログTRS(ライン)入力×8
- アナログXLR出力×2
- アナログTRS(ライン)出力×6
- ヘッドホン出力×2
- AES/EBU入出力×1
- ADAT入出力×2(ADAT2はオプティカルSPDIF入出力として使用可能)
- ワードクロック入出力×1
- MIDI入出力×2
- USB2.0端子(USB3.0でも動作)×1
- DURec用USB端子×1
- ARC USB用USB端子×1
動作環境は、MacはmacOS 10.6以上にCore Audio/Core MIDI、WindowsはWindows 7以上にASIO/WDM(すべてマルチクライアント対応)で、ともにIntel Core i5以上のCPU、USB 2.0または3.0端子が一つ必要。サイズはW483×H44×D210mm(1U)で、質量は2.8kg。本体のほか、電源ケーブル/接地アダプター、USBケーブル、オプティカルケーブル(TOSLINK)、ゴム足などが付属する。