パーソルキャリアは12月11日、「仕事満足度ランキング2023」を発表した。調査は8月23日~9月1日、22~59歳の正社員の男女1万5,000人を対象にインターネットで行われた。
調査結果は以下の通り。2023年の仕事満足度ランキング総合の平均点は、2022年から0.4ポイント下がり、59.8点に。これは、点数目安の「普通」(40~59点)に当てはまり、前回の「やや満足」(60~79点)からワンランク下がっている。
また、満足度が最も高かった指標は「労働時間」、最も満足度が低かったのは「給与・待遇」という結果だった。
次に「仕事満足度ランキング」のトップスリーを見たところ、1位「データサイエンティスト」(69.3点)、2位「財務」(67.7点)、3位「ITコンサルタント(アプリ)」(67.1点)となっている。
同社は「職種分類でみると、上位20位までのうち、最も多かったのは『IT/通信系エンジニア』と『企画/管理』でともに5職種が、次いで『建築/土木系エンジニア』で4職種がランクインしました。これらの職種に共通して見られたのが、リモートワーク・テレワークやフレックスタイムなど自由なはたらき方・はたらく場所が選べることを満足ポイントに挙げるコメントです。また、専門職としての知識・経験を活かし、裁量を持ってはたらけることが満足度につながっているという意見も目立ちました。ここから、『職場環境』『仕事内容』が今回上位にランクインした職種の満足度につながっていることが読み取れます」とコメントする。