声優の浪川大輔が6日、YouTubeチャンネル『動画、はじめてみました【テレビ朝日公式】』で公開された動画「【同期コンビの声優年表】鬼滅・ワタル・ET・アラジントーク!山寺宏一&浪川大輔のターニングポイント作品!」に出演。映画『E.T.』(82)で吹き替えを担当した当時の裏話を明かした。

浪川大輔

同チャンネルの人気企画『おねだり! 声優フェス』に山寺宏一とともにゲスト出演した浪川。声優人生のターニングポイントを探っていくなか、仕事が急増するきっかけになったという映画『E.T.』のエリオット役の話題に。

MCの武内駿輔が「これオーディションですか?」と尋ねると、浪川は「『E.T.』って子どもに見てほしい映画だったんですけど、それができなかったんですよね。『吹き替えるな』っていうのがあって。だから、(吹き替えでは)劇場版とかやってないんですよ、実は」と説明した上で、「でも、子どもに見てほしいので吹き替えを作りたいってことで、許可を得た。今で言うボイステストみたいな、海外オーディションのはしりですよね」「その返事で『この子で』って言われたのが僕だったんです」と明かした。

この話を聞いた山寺が「スピルバーグが聞いたんだね、じゃあ」と反応すると、浪川は「そういうことになりますけど……」と返答しつつ、「悪いですよね、周りって。スピルバーグに認められた子どもみたいな感じで」と恐縮。さらに、実際にはスティーヴン・スピルバーグ監督には会ったことがないという浪川を、武内が「会わなくても認められる」と持ち上げると、浪川は「ポジティブか(笑)!」とツッコミを入れて、笑いを誘いながら、「そこから主役をやれる子役みたいな(感じで)」仕事が増えたと振り返っていた。

【編集部MEMO】
YouTubeチャンネル『動画、はじめてみました【テレビ朝日公式】』で公開されている人気企画『おねだり! 声優フェス』は、声優ファンがイベント見たい企画を開発、イベント開催に向けてゲスト声優と楽しくいろいろやっていく番組。声優の武内駿輔がMC、漫画・アニメ・特撮・ゲームが大好きなEXILE/FANTASTICSの世界がサブMCを務める。武内は初回動画にて、「話してみたら、世界くんはとにかくオタク知識が止まらない。僕より詳しいくらい。アニメだけじゃなく、声優にもすごく詳しい」と太鼓判を押していた。(※動画「【声優仲良し動画】武内駿輔が西山宏太朗をイジリ倒す! やめなぁ」)