姫路の街を見守るようにそびえ立つ国宝姫路城。普段から姫路城を見ているという自称“中年サラリーマン”の土日旅人さん(@gICQ82SeelDdwEa)は、先日ひときわ幻想的な光景に遭遇したそうです。

今朝の姫路城は霧に包まれて幻想的でした
それでは会社行ってきます
(@gICQ82SeelDdwEaより引用)

  • 姫路城

まるでおとぎ話のような美しい光景です。

この写真を見た人からは、「凄い!幻のお城って感じ」「何だろう、この現代に突如として現れた異世界感」「天空の姫路城だ…」「リアルファンタジー! かっこいいですね!」など、驚きと感動の声が続々と。直線道路と姫路城の間に濃い霧が発生し、まるで現代と戦国時代の時空がつながったかのようです。

そんな貴重な瞬間をとらえた土日旅人さんに、当時の状況についてなどインタビューしてみました。

撮影者さんに聞いてみた

―― 撮影したときの状況を詳しく教えていただけないでしょうか。

いつも姫路駅まで電車通勤しています。この日は仕事の都合でいつもより早く姫路駅へ。朝から濃い霧が立ち込め、普段なら駅前からよく見えるお城が全く見えない状況でした。

とりあえず近くの牛丼チェーン店で朝ごはんを食べて、再び駅前へ戻ると、霧はだいぶ晴れてきて日が差していました。お城は見えてるのかなあと振り返ると、なんと霧の中からお城が浮かび上がっているではありませんか! とっても幻想的だと感動しました。

駅前にはお城を見渡せる眺望デッキがあって、普段も出社前などにここから行き交うバスとお城の写真をよく撮っています。この日も同じように眺望デッキに上がり、スマホで写真を撮ってから会社へ向かったのでした。

―― 姫路城の魅力は、どんなところにありますか?

優美かつ威風堂々としているところはもちろんですが、ずっと見守ってくれている存在、それが大きいです。飲んだ帰りのご機嫌なとき、仕事に行き詰まって悩んでいるとき、色んな場面でここから姫路城を眺めて癒やされていました。

―― 大きな反響がございますが、率直な感想をお聞かせください!

これまで自由きままに見たもの感じたことを投稿してきました。いつもは仲良くしていただいているフォロワーさんとのやり取りがメインですが、今回の反響は全く想定外で大変驚いています。こんなにたくさんの方々に見ていただき嬉しく思っています。


NHKの大河ドラマ『どうする家康』でも注目を浴びる姫路城。夜は、真っ白な城壁が映えるライトアップも行われているそうです。時間によって表情を変える「姫路城」。気になる方はぜひ、足を運んでみてはいかがでしょう。