北海道倶知安町(くっちゃんちょう)は、富士山に似た姿から蝦夷富士(えぞふじ)とも呼ばれる「羊蹄山(ようていざん)」とニセコアンヌプリを主峰とするニセコ連峰に囲まれたまち。ニセコエリアは、世界的スノーリゾートとして国内外でも有名なのだとか!

また、“日本一の清流”に選ばれたこともある「尻別川(しりべつがわ)」が肥沃な大地をもたらすことから、農業が盛んな地域です。

今回紹介するのは、倶知安町の名産品「北海道産 十割そば」。牡丹そばを自家製粉したそば粉を使用した「そばがき」がセットです。

本稿では、マイナビふるさと納税担当者が、気になった返礼品を紹介していきます。

今回は、「北海道産 十割そば」の特徴や事業者の商品に対するこだわりなどについて詳しく調べてみました!

北海道倶知安町ふるさと納税返礼品「北海道産 十割そば」について

・返礼品名:北海道産 十割そば 180g 4袋(計8人前) そばがき 2個 セット
・提供事業者:有限会社湧水の里「農家のそばや 羊蹄山」
・内容量:羊蹄山十割そば 180g(乾麺)×4袋 、そばがきセット(つゆ付き)× 2個
・寄附金額:1万7000円

「北海道産 十割そば」のふるさと納税の寄附金額は1万7000円。細切りでのどごしの良さが特徴の十割そばが届く返礼品です。

雄大な「羊蹄山」の伏流水と、牡丹そばの実を石臼により低速でじっくり粗めに挽いたそば粉だけでつくられています。はらりと切れてのどごしが良く、細切りそばの豊かな香りが広がる感覚が楽しめます。

「北海道産 十割そば」に使用されている牡丹そばは、栽培に時間と手間をかける必要がある、などの理由から流通が少なく、幻の品種とも評されているとのこと。敷地内で先代が丹精込めて、今もなお自家栽培しているそうです。

そんな牡丹そばを自家製粉したそば粉を使った「そばがき」がセット。カップに熱湯を入れて混ぜるだけで、もちもちとした食感や、噛むほどに口の中で広がる芳潤なそばの風味が味わえます。専用のつゆが付いてくるのもうれしいポイント!

事業者の想い


初代が、この羊蹄の麓(ふもと)に鍬を下ろしたのが、今から100年以上前の明治29年。越後の国より開拓農民として入植以来、代々と続く農家からその技術を伝承しています。現在は、自然豊かなこの地で、幻といわれる「牡丹そば」にこだわり続けて栽培された玄そばを自家製粉し提供。
秀峰羊蹄山の青木の沢より流れ出る名水と、当日に必要なそばの実だけを、石臼により低速でじっくりと粗めに挽いたそば粉だけで打った十割そばは、至福の味わいを楽しめるおそばとして大変ご好評をいただいております。


今回は北海道倶知安町の返礼品「北海道産 十割そば」を紹介しました。長年、十割そばの乾麺の製造はできないとされていましたが、技術が進歩したことにより製品化に成功したとのことです。食塩を使用していないので、そば湯もおいしく味わえます。年越しそばにも最適な逸品です。気になる方は一度チェックしてみてください。