アイドルグループ・日向坂46の齊藤京子が主演を務めるテレビ朝日系ドラマ『泥濘の食卓』(毎週土曜23:30~)第8話が9日に放送される。
■齊藤京子初単独主演作『泥濘の食卓』
伊奈子氏によるコミックを実写ドラマ化し、齊藤京子が初の単独主演を務める同作は、自己肯定感の低いスーパーの店員・捻木深愛がバイト先の店長と不倫をし、やがて店長の息子、店長の妻と、愛する相手の家庭へ徐々に寄生して泥濘へと引きずり込んでいく“パラサイト不倫”を描く物語。第7話では、かつて深愛の母・捻木美幸(筒井真理子)が夫の家族に虐げられる暮らしを送っていた時に、幼い深愛と美幸を残して家を出ていった美幸の義理の妹で深愛の叔母・あかり(ヒコロヒー)が、美幸が不在にする中、久々に深愛を訪ねてやってくる。あかりは家出以来ずっと深愛のことを気にかけており、さらに深愛が大変な時に助けてあげられなかったことに罪悪感をずっと抱いていた。それは、かつて父から常にひどい仕打ちを受け、いつもアザだらけだった深愛が、同級生だった彼氏・塩谷ハヤト(金子隼也)と一緒に図った逃亡劇のこと。ところがそれは悲しい結末を迎え、それを機に美幸の監視はより厳しくなり、毒親ぶりも激化していくことに。はたして、深愛に深い傷を残した過去の恋愛の顛末とは。
ずっと心配してくれるあかりに心を開く深愛は、意を決して結婚を考えている彼氏=店長のことを打ち明け、あかりが一緒に喜んでくれることにうれしさを感じる。初めて人に店長のことを話すことができてあかりと楽しい時間を過ごす深愛だが、その会話を物陰から美幸が聞いていた。ついに美幸に店長の存在がバレてしまう深愛に、恐怖の事態が待ち受ける。
一方、サレ妻・ふみこ(戸田菜穂)も夫の不倫に気づく!? そして深愛と一緒に過ごした夜から思いが一層あふれ出すハルキは、那須川に不倫のことを詰め寄るが、開き直る那須川に何も言い返せないことに悔し涙を流す。そのハルキが帰ってこず取り乱すふみこだが、のんきに構える那須川に違和感を覚え始める。さらに那須川から香水のような匂いがすることに気づき、過去の過ちを思い出したふみこは、ある恐ろしい考えが脳裏をよぎって、恐怖に震え出す。パラサイト不倫も残り2話、16日に迎える最終回は30分拡大の1時間SPで放送される。
【編集部MEMO】第8話あらすじ
捻木深愛(齊藤京子)から母・捻木美幸(筒井真理子)を幸せにしたいという強い思いを聞いた那須川ハルキ(櫻井海音)は、より一層の思いがあふれ、父・那須川夏生(吉沢悠)と別れて欲しいと告げる。帰宅後、ハルキは那須川に不倫していることを詰め寄ると、開き直るうえに、見下すように笑って深愛のことが好きなのか聞いてくる。ハルキはそんな那須川に何も言い返せない自分に悔しさが込み上げる。一方美幸が不在にする中、深愛のもとへ叔母のあかり(ヒコロヒー)が訪ねてくる。深愛が幼い頃に家を出て以来、深愛のことをずっと気にかけてきたあかりに彼氏がいることを打ち明けた深愛は、一緒に喜んでくれることにうれしさを感じる。さらに、深愛が美幸のことを案じていると、あかりからある言葉をかけられ、深愛の胸に強く響く。そんな2人が楽しい時間を過ごしている中、すぐ近くでは美幸が2人の会話を聞いていた。