お笑い芸人のバカリズムが原案・脚本を務める日本テレビ系オムニバスドラマ『ノンレムの窓 2023 冬』が、25日(22:00~)に放送される。

  • バカリズム(上段)と(左から)森七菜、滝藤賢一、斎藤工

“夢と現実”“現実と非現実”の狭間を行き来する物語が描かれる同ドラマ。第5弾となる今回は、バカリズム脚本×森七菜主演『野崎さんの夢』、ヨーロッパ企画の左子光晴&上田誠脚本×滝藤賢一主演『れんあいそうかんず』、『サンクチュアリ-聖域-』の金沢知樹脚本×斎藤工主演『デスゲーム』の3話が放送される。

『野崎さんの夢』は、卒業と同時に大手芸能事務所に入ることが決まっている野崎(森)の元に、「野崎さん、卒業したら東京でモデルさんになるって本当?」と同級生の伊藤(小野花梨)がやって来て…。

『れんあいそうかんず』は、山岸俊樹(滝藤)ら家族3人が幸せな日々を過ごしていたが、娘の「れんあいそうかんず」を見てしまい、思いもよらない方向へ…。妻役は堀内敬子、娘役は、バカリズム脚本の『ブラッシュアップライフ』で安藤サクラ演じるヒロインの幼少期を演じて話題となった永尾柚乃が務める。

『デスゲーム』は、「ゲームを開催いたします。あなたを絶望から救うクリスマスプレゼントになるかもしれません」という、とにかく金が必要な男女6人の元に届いた謎の招待状から、聖なる夜にデスゲームの幕が上がる。斎藤はゲームを主宰する謎のディーラーを、“デスゲーム”に参加する日田友一を岡山天音、ディーラーの秘書・小瀬桃花を蓮佛美沙子、そして佐世保役を堀内健(ネプチューン)が演じる。

コメントは、以下の通り。

■森七菜

――『ノンレムの窓』への出演が決定して

ものすごく嬉しかったです。バカリズムさんが脚本を書かれたドラマ『ブラッシュアップライフ』や配信されている作品などをちょうど見ていたので、すごいタイミングと思ってご縁を感じました。

――「野崎さんの夢」について

バカリズムワールドは不思議でした。自分たちでは普通に会話しているつもりでも傍から見たら違う見え方をする。『野崎さんの夢』はタイトルにもありますが、芸能界入りを夢みて頑張っている女の子で、その夢がどうなっていくのかみなさんに楽しんで頂きたいです。小野(花梨)さんとは、以前お会いしたことがあり、ずっとご一緒したかったです!今回初めて一緒にお芝居をして、高校3年間ずっと同じクラスだった感じが花梨さんのおかげで出せたと思います。長い台詞を一連で撮影するシーンもありましたが、花梨さんのおかげで一緒に乗り越えられました。

――視聴者へメッセージ

25日のクリスマスの夜に、食卓を囲みながら家族団らんで『ノンレムの窓』を見ていただけたら絶対に楽しめると思うのでぜひご覧ください。

■滝藤賢一

――『ノンレムの窓』への出演が決定して

バカリズムさんの世界観が詰まった『ノンレムの窓』、その中で今回はヨーロッパ企画・左子さん、上田さん脚本の作品に出させていただくのは初めてなので、とても嬉しかったです。楽しみにしていました。

――『れんあいそうかんず』について

共感できるなと思ったのは、娘に好きな子が出来て、その子を授業参観のときに探してしまうというのは親としてあるなと思いました。実は娘役を演じた柚乃ちゃんとは、彼女が1歳半の初現場で同じ現場でご一緒したことがあります。

――視聴者へメッセージ

クリスマスなので、家族みんなで見ていただけたらとても嬉しいです。とっても見やすくてキュートでポップな作品になっていますし、斎藤工さんと森七菜ちゃんの作品もものすごく面白いので多くの方に見ていただきたいです!メリークリスマス!!

■斎藤工

――『ノンレムの窓』への出演が決定して

これまでの「ノンレムの窓」シリーズを拝見していたので、この世界に入れることがとても嬉しかったです。脚本の金沢知樹さんとは古くからのお付き合いなのですが、役名に九州の地名を付けるなど金沢さんらしさが隅々にあると思いました。キャラクターを演者さんにしっかり渡してくれる脚本だったので、自分だけじゃなく、自肩が強い役者さんが集まってこの作品に挑めました。自分の役割をすごく明確に捉えて現場にみなさんいらっしゃっていたので、脚本と現場の解像度が“金沢知樹の世界”なのかなと思いました。

――『デスゲーム』について

どうやってこの世界を撮影されるのだろうと…事前にはなかなか想像ができなかったです。共演の役者さんたちだったり、この環境だったり、美術、撮影、照明、衣装、メイクなど、すべての部署の方たちが同じ方向を目指している作品だったので、迷いは全くなく演じられました。みなさんのキャラクターが色濃くて、短期間での撮影ならではの化学反応があったなと思います。

――視聴者へメッセージ

聖なる夜に相応しいのか相応しくないのかわからないですが、現実のような非現実のような、非常にあいまいな時間を僕も日ごろ過ごしている感覚があるので、眠っているのか起きているかその間のような、みなさんも心当たりのある不思議なエンターテインメントを聖なる夜に味わっていただけたら嬉しいです。

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