東京都交通局は、都営交通初という「東京さくらトラム(都電荒川線)デジタル乗車券」を12月15日に発売すると発表した。東京都のスタートアップ支援事業の一環で、スタートアップ企業「RYDE」(東京都渋谷区)と共同で行う取組みだという。

  • デジタル乗車券の購入から乗車までの流れ

  • 「RYDE PASS」アプリ画面イメージ

RYDEが提供するスマホアプリ「RYDE PASS」にて、既存の一日乗車券をデジタルチケットとして販売。乗車前に購入可能で、クレジットカードおよび「Google Pay」「Apple Pay」のいずれかで決済する。一度に最大8枚まで購入可能だが、購入日から28日間のうちに利用する必要がある。

販売期間は2024年3月10日まで。先着割引キャンペーンとして、クーポンコードを購入時に入力した先着1,000人限定で、通常の都電一日乗車券の半額(大人200円、小児100円)で販売する。デジタル乗車券の購入者には、沿線の飲食店等で利用できるデジタルクーポンを発行するとのこと。