オフテクスは12月6日、「子どもの目薬使用に関するアンケート調査」の結果を発表した。同調査は9月4日~6日、3歳から中学3年生までの子ども(長子)をもつ20歳~69歳の男女500人を対象に実施した。
直近1年で親が気になる子どもの目の不調・症状について尋ねたところ、「かゆみ」(64.8%)が最も多く、「目の疲れ」(39.0%)、「乾燥」(30.6%)、「ものもらい」(18.2%)と続いた。
子どもが目薬を自分でさしているか尋ねると、59.4%が「さしている」、40.6%が「さしていない」と答えた。
開封時期の把握について聞くと、どちらの目薬も把握していると答えた親は43.2%だった。親と子どもどちらも、または親と子どもどちらかの目薬を把握していない親は56.8%と、半数以上がいつ開封したか把握していない目薬を使用していることがわかった。
使用期限の把握においては、どちらの目薬も把握していると答えた親は39.6%だった。親と子どもどちらも、または親と子どもどちらかの目薬を把握していない親は60.4%と、6割以上が使用期限を把握していなかった。同じ医薬品である飲み薬は41.8%、塗り薬は48.4%が使用期限を把握していないと回答しているが、目薬は飲み薬や塗り薬に比べ把握していない人がより多いことがわかった。
子どもが自分で目薬をさす時に不衛生な使用方法を行っていたと回答した人は68.7%だった。具体的には、「目薬容器の先端が、まつげやまぶたに付いてしまった」(39.7%)が最も多く、「目薬の使用期限を確認せず子どもが使っていた」(22.6%)、「目薬に関する用法用量を確認せず使用していた」(18.5%)と続いている。
子どもの健康・衛生対策に関して日頃から気を付けているか聞くと、90.2%が「気を付けている」と答えた。子どもが使用する目薬を選ぶ際に最も意識していることは「目へのやさしさ」(31%)、「効果効能」(26.2%)、「子ども用の商品か」(20.6%)が多く挙げられた。