俳優の伊藤健太郎が、8日に都内で行われた映画『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』(12月8日公開)の初日舞台挨拶に、W主演を務める福原遥と水上恒司、嶋崎斗亜(※崎はたつさき)、上川周作、小野塚勇人、出口夏希、成田洋一監督とともに登壇した。

  • 小野塚勇人

    (左から)小野塚勇人、伊藤健太郎

  • 伊藤健太郎

同作は汐見夏衛による同名小説の実写化作。親や学校、すべてにイライラして不満ばかりの女子高生・百合(福原)は、ある日母親と喧嘩をして家出をし、目が覚めるとそこは1945年、戦時中の日本だった。偶然通りかかった彰(水上)に助けられ、彼の誠実さや優しさにどんどん惹かれていく。だが彰は特攻隊員で、程なく命がけで戦地に飛ぶ運命だった。

■伊藤健太郎、貸し切り状態の試写室で号泣「目がパンパンに腫れて……」

先月行われた舞台挨拶で、試写を観た際に号泣したことを明かしていた伊藤。「僕は(キャストやスタッフの)皆さんと一緒に観れなかったので、貸し切り状態で観させていただいたので人目を気にせずワンワン泣かせていただきました。試写室から出た後、目がパンパンに腫れてました」と振り返る。また、「これまで映画をいろいろたくさん観てきましたけど、エンドロールで泣けるというのは初めての経験でした。歌詞と内容がすごくつながる部分があるので、そこで完結するんじゃないかなと思います」とアピールした。

また、イベント中盤に今作のタイトルにちなみ、「○○で○○とまた出会えたら」をテーマにトークが進行。小野塚が「『あの花』の初日舞台挨拶で同じ緑色のスーツの人とまた出会えたら」と回答すると、小野塚と衣装の色が被ってしまっていた伊藤が「俺だな……」と名乗り出る。この衣装の“色被り”について小野塚は「仕込んでいるわけじゃなくて、被ってしまい……どうすることもできなかったので、このフリップトークで使うしかないと……(笑)」と裏側を明かし、互いに爆笑していた。

  • 伊藤健太郎
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  • 伊藤健太郎
  • (左から)小野塚勇人、嶋崎斗亜、水上恒司、福原遥、伊藤健太郎