AMDは、インド・バンガロールに同社最大となるグローバル設計センターを開設すると明らかにした。今後数年間で約3,000人もの技術者を雇用するとしており、次世代半導体技術の設計・開発に取り組んでいくという。

  • AMD、次世代CPU・GPU・SoCを開発する同社最大の開発拠点をインドに新設

PC、データセンター、ゲーム用GPU、組み込みデバイス向けのSoCやFPGAまであらゆる開発に携わるという新しい設計センターが、インドに新設されたという内容。60,000平方フィートもの広大なキャンパスにR&Dラボを設置し、2,000人が集まれるカフェテリアやジム、ヨガセンターも用意するという。

オープニングセレモニーにはインド政府関係者に加え、最高技術責任者(CTO)のマーク・ペーパーマスター氏らも出席。同氏は発表に寄せて、「本日、バンガロールに当社最大のグローバル・デザイン・センターを開設できることを嬉しく思います。この投資は当社とインドとの関係を強化し、インドが提供する卓越したエンジニアリングの才能に対する当社の信頼を示すものです。卓越したエンジニアリングとイノベーションの絶え間ない追求は、私たちの成功の礎です。この新しいデザイン・センターは、AMDのポートフォリオ全体のテクノロジーと製品開発を推進し、世界中のお客様のために次世代の高性能、適応型、AIコンピューティング・ソリューションに弾みをつけるでしょう」と述べている。